夢を追って30代になった人は、面接で伝えても不利になりません

「夢があったので追いかけていたら、フリーターのまま30代になってしまった」という人は正社員になりやすいというお話を聞いてきました。

 

ぼくは仕事柄、企業の採用担当の方にお話を聞きに行くことが多いです。

その中で、聞いていて「へえ~」と思わず納得したのが「夢追いフリーター」が就職に強い理由

 

30代になってもフリーターをしていた人には、いろんな理由があると思いますが、面接ではアピールポイントの1つになるのでドンドン伝えてしまいましょう。

企業の担当者にお話を聞いてきたので、ここでまとめておきます。

30代まで夢を追う人たちが正社員になりやすい3つのポイント

一般的に、「フリーターのまま30代になった人」と聞くと「遊んでたんだな」という意味に思われがち。

ぼくなどは、ニート生活もあり苦しんだのに、遊んでいたと言われるので悔しい・・。

 

また夢を追っていた人などはフリーターとして生計を立てて、時間を確保しているケースが多いんですね。

正社員をしながら夢を追うのもアリですが、時間面で苦労することは多いですから

ブラック企業に入ると、いつの間にか「定時で終わる」という夢を追わなければいけなくなりますw

 

そのため、夢を追う手段としてフリーターを選んでいる人が多いのです。

元シャズナのボーカルのイザム氏など、以前ご紹介しましたがバイトと音楽活動をされていました

そんな夢を追うフリーターが30代になると正社員になりやすい理由は3つ。面接でアピールしたいところなので、チェックしておきましょう

 

① フリーターとして働きながら夢も頑張っている

中途半端なイメージのあるフリーターですが、夢を追っている人はメリハリを持って働いている方がほとんどです

分かりやすい話だと、芸能人などは下積みでバイトをしています。

「売れてやる」という目標のために頑張りつつ、バイトも頑張っていく。物事を同時にこなすことのアピールにもなるのです。

 

こういうことって誰でも出来ないんですよ。同時進行は、たとえフリーターでも負担は大きいです。

仕事をしているわけですから、終わった後の疲れはハンパではありません。

この馬力が、会社側に上手く伝わるとふつうに採用されていきます

フリーター時代の頑張りと、夢を追うための頑張りの両方を伝えられる工夫をして下さい。

 

②  「やりたいことをやった」という満足感を持っている

ぼくの派遣事業所にも、夢を追っていた人はやってきます。

でもフリーターとして働いていた期間が長くなっても、夢を追っていた人が就職を希望するときは違うんですね。

なんていうか、ぼくの先入観もあるでしょうけど「満足感」を持って就活している人が多いのです。

 

「じぶんはやるだけのことをやった」という気持ちが、消化不良を起こさないと言いますか。

ぼくなんかだと、もう働くしかないのか・・という気持ちで就職してきたタイプなので、違いを感じてしまいます。

 

企業側もこういう面は気にしないと聞きました。

なぜなら、「消化不良のまま正社員になっても、じぶんの方向性が見えなくてやりたいことを探すから」とのこと。

 

確かに、ぼくもわからないでもないので耳が痛いです(笑)

30代までフリーターをしていた人から「やるべきことをやって、今は正社員で頑張る気持ち1本です」と言われたら説得力も違いますよね。

 

③ 目標を持ちゴールを目指す取り組み方を知っている

また、目標に向かって取り組んでいた人たちは、たとえフリーターでも少し違うという見解を採用担当者は持っています。

仕事のスキルや、資格は確かに無いかもしれないけれど、「段取りを組む思考」は持っていると。

 

夢を追う人たちは、時間との勝負をしているんですね

ふつうに働いていると、あまりこういう時間については考えない傾向にあります。

もちろん、急ぐときはみなさん急いでいるんですけどね。

 

何しろ夢を追う以上は、タイムリミットがつきもの。公務員試験などでも、「30歳まで」とかですよね。

そのため段取りを考えて、しっかりゴールを目指す思考を経験しているのです。

 

働くと、会社員であっても段取りは重要になります。

こういった経験から、夢に向かって取り組んだ人は、正社員化に有利と言われるんですね。

仕事は準備が9割を占めると考える人もいるくらい、段取りは大事ですから。

 

夢を追い続けたことで30代になっても卑屈になるな

夢を追ってきていた人の話を書きましたが、大事なのは「じぶんのやってきたことに誇りを持つこと」です。

フリーターのまま夢を断念して「夢を追ったけど実現しなかった」と卑屈になる必要はありません。

「やりたい事が無い」という人も多い時代に、夢を持って目標に突き進んだと誇るべきです

 

何にでも言えることですが、一生懸命やったことから学ぶことがいちばん大きいんですよね。

ぼくもニート、フリーターとして過ごす期間が長かったですが、ここで一生懸命に生きて学んだ「悔しさ」をバネに働けています。

 

「今までフリーターだったから未経験・無資格だ・・」という方も上等じゃないですか。

たとえばリクナビNEXTなど大手求人で仕事を探せば、いくらでも受け入れられます。

 

アピールすべきは、「じぶんのやってきたこと」です。

今度は、「正社員に向かって進むこと」が夢なのですから、前向きに取り組んでいくことが大切なのだと追いかけていきませんか。

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