親を見返すために就職してやる

オヤジにうるさく言われるので転職で収入を上げたい

派遣事業所には、さまざまな理由で就職・転職を求めて来られる方がいます。ぼくがニートや引きこもりを経験してる影響か、話が合う方もいらっしゃいます。

 

元ニート・フリーターという肩書(?)は、周りのアドバイザーより頼りになるようで(汗) 話していると、転職のアドバイスよりも「親を見返すには」といった話も出てくるんですね

「親を見返すために働くなんて・・30代にもなれば自分のために働けよ・・」と思う人もいるかと思います。でもぼくを含め、ニートやフリーターという社会的に認められない環境で育った人は「見返す力」は時には大事なんです。

 

どんな人にも、「見返したい力」があると思いますが、今回はニート・フリーター限定でお話させて頂きます。

「親を見返すための就職」を希望する人は、とても多く存在する

  • 収入アップしたい
  • 職場が嫌い
  • 興味のある仕事がある

 

何でもいいのですが、みなさん仕事探しに来られる以上は動機があるんですね。ただ、中にはニートやフリーターという立場から「親を見返したい」という人も来られます。しかも、それなりに多く。

かくいうぼく自身もブログで転職記録を書いていますが、過去にニートやフリーターで苦い思いばかりしている人間。あまり露骨に書いていませんが、周りの人間を見返したい気持ちは強くありました。

 

特に、身近にいる親などはニートやフリーターという立場であることをディスるんですね。「まだ働かないのか」「いつまでバイトなんだ」と。

こういう言葉に、ぼくは傷つき生きてきたので、派遣に仕事を探しに来られた同じような方の気持ちがわかります。

 

そして、何よりお伝えしたいのは「見返したい」という動機だけで働くことは非常に有効な手段になってくるということ。きれいな理由なんて要らないんです。

給料が欲しいとか、やりがいのある仕事とか。世間はそういう動機を求める傾向があるけれど、自己肯定感が育ってなかった人などは「見返す気持ち」だけで十分働けます。

 

「志望動機は見返したいから」だったとしても、そこはサポートの人たちがしっかり考えてくれるわけですから。実際、「親を見返す」と仕事を探しに来られた37歳男性の志望動機を、なぜかぼくが考えたことがありますので(汗)

今、全くやりたいことがなくても現状を動かすための就職は悪くありません。もし、親がうるさくて見返したいなら就職で勝負することが必殺技になることは多いです

 

親御さんを見事に見返した37歳男性のケース

先ほどの37歳男性ですが、今回書いているのも親御さんを見事に見返したからです。この方は、28歳から9年間ほどニート状態だった方。(守秘義務があるので、少し年数はごまかしてます)

さすがに9年も働いてないと、親御さんにめちゃくちゃ言われていたようで・・。病院などに連れていかれて病気扱いされることで悩んでいました。

 

彼が働かないのは理由があり、「過去に職場で嫌な思いをしたトラウマ」があっただけなのですが・・。そういう理由を親御さんは受け入れなかったんですね。

そこで、ぼくは彼とお話した際に「職場環境をまずは見学してみてはどうでしょう」と持ち掛けたんです。(職場って働かないとわからないけど、雰囲気だけでも見ておくと違うので)

 

それが功を奏したというか、何となくフィーリングで「この職場なら大丈夫だろう」と就労を決意。3社ほど見学に行ける職場の中から、1つに絞られました。

紹介予定派遣からなので、正規雇用に向けて動いてくれています。

 

動機は、まさに親御さんとのトラブルからの「見返し」でしたが進歩がすごい。ぼくもニート時代を思い返すと、やはり家に閉じこもっているだけでは苦しかったのでじぶん事のように嬉しかったです。(参考リンク:ぼくのニート時代)

 

今の彼は働いていて、家での居心地もすごく良いようです。ドヤ顔ではありませんが、まさに働く男として見返している状況。次は、正規雇用されて稼いだら家を出る資金を作ると前向きになっています。

ネガティブに考えがちな方は、こういう「見返し力」を前面に出して就活されることを経験上オススメしたいですね。

 

30代ニートやフリーターの方でも、こういったケースは本当に多いです。

働くためのハードルを感じる方ほど、企業との間を仲介してくれる人材コーディネーターのいる求人環境を選ばれるといいでしょう。

 

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誰かを見返すために働いて、結果的に幸せな道に進めるなら一石二鳥ですからね。良い未来に進まれてくださいませ。

 

(参考リンク:DODA利用の経験談)

(参考リンク:リクルートエージェント利用の経験談)

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