障害があるけど、障害者枠だと給料が少ないので一般枠で働きたい

障がい者手帳を所持していることは隠せる?

 

色んな方が派遣事業所には来所されますが、何らかの障がいがある方も時々いらっしゃいます。多いのは、見た目でわからない障がいを持たれた方ですね。

実際に月1~2名くらいはいらっしゃるんですよね。来所されるまでは特に何も聞いていませんでしたが、面談の際に打ち明けられる方がほとんどです。中でも発達障害は多い印象。

 

担当コーディネーターが仕事を紹介して、細かい職務は営業のぼくが説明するのですがその際などに聞きますね。「実は○○な障がいがあるのですが、そういう人でもできそうですか」という具合に。

30代くらいの方でも障害が理由で就労に困っている方もいるので、ケースとして取り上げておきます。

発達障害があって仕事が上手く行かない

匿名さんとして、Aさんと呼びます。先月いらっしゃった方で、30代前半の男性。仕事の詳細に移った段階で「実は発達障害があるんですが・・」と打ち明けられました

彼のお話を伺っていると、不注意が多くて仕事におけるミスを連発しやすいらしく、その特性から仕事が上手く行かなかったそうです。

 

結果的に、障がい者手帳を取得して障害者枠で働いていたらしいのですが。

今度は、給料面で苦労するようになったとのこと。生活資金としては、非常に少ない金額しかもらえなかったそうで、月に手取り8万って言ってたかな・・。

 

そのため、給料をアップさせるべく一般枠で働こうとしていたわけです。ハローワークを利用しなかったのは、障害者枠で働いて利用していたので一般求人を利用しづらくなったとのこと。

給料も最低賃金の時給が多かったようです。そこから派遣会社に移動してきたという流れ。でも正直な性格と、隠している不安から話しておいた方が良いと思ったとのことでした。

彼からは、「発達障害で手帳を持っているけど一般で働けますか?」と聞かれています。一概に言えないところですが、個人的な見解を書いておきます。

 

障がい者手帳の所持については、黙っていれば誰にもわからない

まず、前提としてAさんのように障がい者手帳を持っている方は「障がい者であることがバレないか」を心配する傾向にあります

他の方も対応したことがあるんですが、隠しておきたいから派遣に来ているわけですね。

 

これについては、正直なところ適切な対応かは不明ながら「黙っていればわからない」というのがホンネです。

こちらから調べる手段はありませんし、ごくごくプライベートなことすぎて入り込む余地もありません。というか、個人情報なので。

転職や経歴の問題についても同じことが言えますよね。転職が多いといっても、正直に履歴書を書かなくてもいいわけですから。(履歴書の書き方)

 

実際に発達障害などの「目に見えない障がい」って多いじゃないですか。

派遣事業をやっていると、取引先企業から「派遣されてるスタッフさんの仕事ぶりがあまりにもひどいけど大丈夫なの?」と聞かれることもありますので。

そういった際に、少し疑われることはあるかもしれません。

 

ぼく自身も、かなり不器用だったり注意力が散漫なので、正直なところグレーな人の気持ちもわかります。そういう中で、障害の有無って実はそんなにわからないモノだと言えますね。

なので、クローズで働きたいと本人さんが思うのであれば、そこは堂々とクローズしておけばいいんです

使い分けと言いますか、Aさんのように「給料が少ない」と思いながら障害者枠で働くのもある意味ではキツイですから。

 

オススメは、事情をしっかり汲み取ってくれる「障がい者専門の求人サービス」

クローズしていても働けると書きましたが、それでも隠すことに違和感を覚える人が多いのも事実です。

ぼくも、カミングアウトされる方とお話していると「言いたくないけど言わねばいけない」という気持ちがひしひし伝わってきて理解できます。

 

そういった方は、やはり状況をすべて理解されるような場所で、雇用主と求職者が納得して契約出来た方がいいと思います。

隠すことは悪いことではないので、別にそのまま一般求人を頼ってもいいんですけどね。

 

オススメなのは、「障がい者の専門求人サービス」です。「○○職の専門求人」があるように、障がい者向けのサービスも近年は充実しています。

ただ、障がい者求人サービスを利用すると「給料が安いから・・」と考えてしまいがち。そういった金銭面的にも補償をされるのが、dodaチャレンジ

 

DODAチャレンジなら派遣会社と同じように就労後にもサポートしてくれる人がいるため、働きやすいんですね。専門アドバイザーがいるため、複雑な事情も話してもちろんオッケー。

 

あまり深く悩まずに、ぜひ1度でもお話を聞きに行くと悩みの突破口が見えてくるのではないでしょうか。

働き口が無くても、相談したら「そういうことなら」と仕事をくれるのが人材サービスのメリットでもあるので。

理解される職場を探す意味でも、まずは行動が大事です。動き続けた人だけが、きっちり就職を決めることは間違いないので応援しております。

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