「コミュ障なので将来に希望が持てない」という人がいます。
うちの派遣事業所にやってくる方の中にも、「自称コミュ障」の方は多いですね。
といっても、コミュ障の特徴もさまざまですが。
ぼくもブログではこうやってベラベラ書いていますが、根っこの部分はコミュ障なので。
誰と話しても、どこかぎこちない空気になったり、話しがすぐに途切れたりします。
派遣事業所に来られる方にも、人とのかかわりが難しいと主張され「正社員になれないのでは」と訴える方もいます。
でも考えてみてください。
世の中、コミュ障っぽい人ってかなりいませんか?w しかも、ふつうに働いているのです。今回は、コミュ障で悩んでいる人に向けて書いてみます。
人によって異なるコミュ障の特徴や意味
そもそもコミュ障の定義も人によって違いますよね。
ぼくは、ぎこちない雰囲気になるとか、話しが途切れるということをコミュ障だと思ってるんですが。(自分のことですw)
人によっては、ベラベラしゃべってふつうにコミュニケーションをとれているように見えていても、話していると「コミュ障なんです!」と言ってくることも・・。
逆に、全然話がかみ合わなくて、明らかにこっちのアプローチに応じていないのに、自分は何も問題ないと思う人もいます。
つまり、問題はコミュ障かどうかではなく、本人さんが困っているかどうかなんですよね。
ぼくが見てきた、コミュ障のパターンとあわせて紹介してみたいと思います。
利用者との会話は弾みまくるけど、職員同士では会話が少ない介護職員
これはぼくなのですが(笑)
前職の介護では、利用者であるお年寄りとは会話が弾んでいました。ふつうに30代と高齢者なので、会話にズレはあるんですが・・これが面白くて。
戦後の話に興味があるので聞いていたり、教えてもらう関係ができていたんですね。そのため、何をやっても会話が広がる感じでした。
逆に同世代~ちょっと上くらいの人とは、なまじ話が理解できるだけに、会話を選ばなければならず苦しかったのです。
「こういう話を合わせるべきか」、「それとも・・」みたいに考えると、ぎこちない空気が漂います。
結果、何を話せばいいのかわからないので、そのままコミュ障でつらい・・と落ち込んでいたのです。
このように特定の条件になるとコミュニケーションが機能しないという事もあるんですね。
こういう人は、「仕事さえこなせば、コミュニケーションはオプション」と割り切ると楽です。ぼくも、あるときから開き直ってしゃべらないキャラに徹したこともあるのでw
「克服しなければ」と思うと厳しい感じですが、「人間は話しがしづらい関係になることもある」と知ることが大事だと思います。
お笑い芸人でコンビを組んでいる人たちでも、「楽屋では無言」なんてよくあるようですからw
話し出すと止まらなくなるコミュ障的な人
これは派遣登録に来られた方の話しです。いろいろと受付させて頂いている際に、ガンガン話しかけてくる方だったんですね。
派遣なれしているようで、他でも登録されている様子。
「おきれいなオフィスですね」といった、事業所のヨイショも怠っていません。文章だけ見ると、すごくきっちりされた方なように見えるのですが・・。
この方、話し出すとなかなか止まらなくて(汗)
5秒ぐらいで一区切りしそうな話に、追加で自分の体験とかをひっつけちゃうんですね。
たとえば「おきれいなオフィスですね」と言ったあとに、相手の返事を聞く前に追い打ちでメッセージをつなぐというか。
「おきれいなオフィスですね。実は前に働いていたオフィスは~」という具合に。
散々しゃべったあと、「あ、空気感がわからなくてすみませんw」と言われるので面白いなと思いました。
コミュ障とはご自分でおっしゃっていないのですが、自分で少し謝ったりされていたので、どこか微妙なことを言ってしまったと感じたのだと思います。
ただ、本人がわかっているなら、十分問題ないんですよね。こういう方は、裏を返せば先に言葉を発してくれるので、コミュニケーションも取りやすい人材だと思います。
実際、派遣スタッフさんが事業所に用事でくることもありますが、ほぼ無言に等しく書類などを記載して、さっさと帰ったりするケースもあるので。
もうすぐ正社員になる予定の方なので、大丈夫かなと思う事もありますがw
そういう方でも正社員になっていかれるので、けっきょくは心配しすぎが一番良くない事だと思うのです。
コミュ障というのは、「自分の物差し」で考えると重大なことに感じやすい
ぼくもアラフォーになるまで気がつかなかったのですが、コミュ障問題ってほとんどのケースが自分の中での悩みになってるんですね。
本当は、しゃべるのが苦手なだけなのに、周りに苦手と伝えていないから誤解されたり。
逆にしゃべりすぎる傾向がわかっていて、周りよりもおしゃべりな自分に落ち込んだり。
「言い過ぎたな」「しゃべれなかったな」というのは、自分の物差しで決まる事なので、いろいろと悩むんですよね。
しかし、働くことに限って言えば、そんなに気にすることはないんだなと最近になって思うようになりました。
あまりにも「克服したい」「治し方を知りたい」という方が増えた昨今。コミュ障という言葉も便利になりすぎているようにも思います。
いうなれば、コミュ障もひと昔前までは個性だったわけですから。
ネットやスマホで話せるのに、対面するとあまり言えなくなる人がいますよね。
でもそれもコミュ障とはまた違うと思うのです。そりゃ顔も見ず、メールを打つだけならだれでも話せますよ。
大事なのは、自分の思いを自分の形で伝えてコミュニケーションをとることです。
少しくらい「変かな自分」と思うほうが、かえって客観視できていいんではないかと。
正社員として働いている人も、こういう人はたくさんいるんですよね。
まずは、きっちり伝えていくことを心がけると、コミュ障っぽい悩みは減っていきますよ!
ぼくもコミュ障から就職したりと頑張っていたので、まず一歩を踏み出すことから応援したいですね。
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