情報に踊らされている30代が非常に多いので、少し言及しておきます。

ドキュメント30代非正規社員の実態~貧困から抜け出せない~

ニュース番組を見ていると、こういったテーマで特集が組まれていたりしますよね。こういった報道はじぶんと重なることもあってずっと見てきました。

 

この手の番組を見ると、次のような風景が報道されます。

  • 職安に行っても仕事が見つからない(落胆している当事者が映る)
  • 食事は健康に悪そうなインスタント麺やコンビニ弁当を食べている
  • 不採用通知をいくら受け取ったかという不幸映像

という具合に、「30代で非正規だとこういう生活になっていますよ」といった報道になりがち。

 

もちろん、当事者は本当に苦しいので問題提起として出演しているのは分かりますが。

でも、これらの報道から情報を得ても、あまり参考にならないんですよ。何というか、よし!未来は明るいぞ!という気になれない

ぼくもそうですが、これらの情報を過信して落ち込んでいた時期がありました

マスコミの報道は確かにその通りだけど、断片的な物でしかない。

テレビや新聞などで、30代以上の失業者とか非正規雇用者について取り上げられることは多いですよね。「30代の〇割が非正規で、将来的に保証がない!」みたいな内容です。

でもこれって、本当に断片的な「ある種のネタ」なんですよ。

 

テレビ的には、視聴者に見てもらうために「悲惨な実態」を放送しないといけませんし、新聞などフェアな情報メディアでも読まれないと意味がないと不幸なネタを取り上げます。

特に、就労の環境についてはブラック企業など雇用状況の悪化がありますから、食いつく人は多いのです。逆に「働くとこんなに楽しいよ」という会社を映しても、嫉妬されるだけですよね

 

30代非正規の報道など、部屋が荒れてたり少しオタクっぽい人が出てたりしますけど、別に非正規は関係ないです。

ぼくも正規で働いてても悲壮感のある部屋に住んでいます。漫画とか、ちょっとオタク系の部屋ですね。

こういう風景は、1~2回だけ見るなら問題ないのですが・・。何度も見ると、思考がどんどん落ち込んでいく方向に流れるのです

ぼくも陥っていた諦めの境地に・・。

 

情報を鵜吞みにして、諦めてしまう30代が多い

派遣事業をやっていて思うのですが、本当に諦めの心でやってくる30代の方は多いです。ぼくがもうすぐ40歳になるので、ある意味では過去のじぶんを見ている感覚ですね。

テレビやマスコミの悲壮感バイアスにかかった彼らは、情報を鵜呑みにして「じぶんたちには未来が無い」と諦めているのです

 

「こういう仕事から正社員はどうでしょうか」とお伝えしても、「正社員は20代しかなれないので期待させないでください」と言われてしまうことも・・(汗)

ぼくとしては、じぶんが非正規のフリーターで30代の途中までやっていたので、気持ちが分かるだけに申し訳ない気持ちにもなります。

 

「大丈夫だよ!」と言っても、ぼく自身がたまたま求人サイトから見つけた仕事をやっているだけなので・・。(参考:リクルートエージェントの紹介で見つけた派遣事業)

でも、過度にマスコミの情報を信じてしまうのは危険です。諦めてしまうと、就職以前の問題として「行動する気にならない」ということにも繋がる恐れが・・。

 

情報は時として、こういった無気力な30代を生む最悪のバイアスにもなるということ。

まさに「情報に踊らされない力」が求められる時代になりました。

 

正社員は、すぐには見つからないかもしれない。だけど見つかる。

ぼくも、ここで30代就職を応援するだけで直接みなさんに何かができるわけではありません。今は30代就活サイトで応援という形でサイト運営してる程度です。

しかし、行動を起こすことは諦めないで欲しいんですね。ハロワで仕事を探す、求人サイトに登録する、派遣アドバイザーに相談する。何でも方法はあります。

こういった求人関係に目を向けていると、何気ない瞬間に仕事が見つかることはあるんですね。少なくとも仕事を探そうとしている時にやってくる情報が増えますから、悲壮感もありません

 

むしろ、「就職できる・見つかる」というポジティブな情報に触れているとも言えます。同時に30代が就職できている実態に迫ることも可能になるわけです。

同じ情報に踊らされるのであれば、少なくもスマホで悲劇的なコメントを見るより、前向きに進む人たちの集まる場で情報を浴びた方が道が開かれるという事なんですよ。

 

正社員になるには時間が掛かるかもしれない、だけど見つかる。これを心に秘めて、できる限りの就活に挑むことを目指して頂ければと思います。

まずは「30代ならふつうに正社員に採用されますよ」という言葉を聞きに行ってみて下さい。就職の自信が無い人ほど、実際にアドバイザーの声に耳を傾けるべきなのです。

派遣営業マン厳選!おすすめ求人&エージェント





派遣&転職エージェント選びのポイントは、登録して実際に話を聞きつつ比較することです。

各求人会社によって、時給に差があることはこちらで解説させていただきました。 給料・時給は仕事でのモチベーションとなるため、できるだけ比較して好待遇の条件を選ぶことが重要です。

そのため派遣営業マンとして実際に働くぼくが、同業としてオススメ派遣サイトを選んでおります。
  • リクナビネクスト【未経験者にも強い】




    未経験者からでも採用されやすいため求人サイト利用者の8割に利用されているリクルート系列の総本山。

    フリーターはもちろん、現役の正社員向けに網羅された非公開求人は登録することで全て見ることが可能です。

    ぼくの派遣事業所に来られるスタッフさんのアンケート結果でも良く使っていた求人サイト№1でした。

    登録と同時にリクナビ系列のアカウント取得になるため、グッドポイント診断(登録必須) も使えるようになってオトク。派遣以外の通常求人でも就活する予定なら外せないですね。

    リクナビに登録する
  • DODA【相談しながら仕事を探せる】




    キャリアコンサルタントさんのレベルが高いDODAのサポートが非常に良いです。

    成長企業の筆頭格であり、コンサルタントさんがしっかり教育されているため就職しやすいですね。

    もし転職に悩む30代の方であれば登録で見れる非公開案件だけでも聞きにいかれると違います。 資格・スキルがある方はもちろんフリーターでも、バイトを職歴として見てくれるため充実感は得やすいのでオススメです。

    DODAに登録する
  • リクルートエージェント【職歴はあるけど活かし方がわからない方向け】




    リクナビネクストのエージェント版というポジションです。上記2社と同じように、実際にお世話になりました。

    取り扱う求人は少なくなりますが、現職場(ハケン事業所)への求人紹介はここで見つけています。無職だったのですが、経歴なども一緒に作成してもらい感謝感謝。

    上記2社の求人に納得できなければ、抑えとして利用されることをオススメします

    リクルートエージェントに登録する
派遣営業をしていると分かるのですが、やはり大手であるDODAやリクナビのポジションになると条件交渉で優位に立てます。

知名度のある会社ほど、企業側も予算を組んで出してくれるので使わない手は無いです。

スキルや資格を条件に紹介してくれるところもあれば、相談して人柄を見てくれるところなど様々。そのため、まずは登録しないと分からないことも多いです。

まずは登録して見られる非公開求人をチェックして、そこから進むと意外と早く仕事が決まるのでまずは行動を起こして良い転職を決めちゃいましょう。