試用期間からだけど雇われた!ラッキー!

面接して採用されると、「最初の3~6か月は試用期間です」という具合に雇用が決定します。今の時代、いきなり正社員スタートの方が珍しいので非正規から働くのはよくある風景

 

なのですが!だからといって、試用期間が終われば正社員になれるわけでもありません

実はぼく自身が、正社員を前提として働いていたにも関わらず、非正規から昇格できなかったことがあるのです。

30代から非正規で雇われた場合、「正社員になりたい」と思うのが自然です。非正規のまま使われ続けない方法を、実体験からお伝えします。

試用期間が過ぎても、「もう少し実力がついてから」とはぐらかされる

とある会社で働いた際に、「まずは試用期間からですが、そこからやってみましょうか」と採用されたことがあります。

これはぼくに限らず、周りにいるスタッフたちも同じでした。まあ、違和感もない非正規スタートの典型ですが。

 

会社側としても、能力がわからないまま正社員として雇い入れるのはリスクですからね。こちらとしても事情はわかります。

つまり、ある程度の様子を見てから正社員化するという話。

 

しかし、試用期間の半年が過ぎても特に正社員に昇格される様子はありませんでした。もちろん、ぼくも仕事ができる方では無いので、微妙なのですが・・。

ただ、「一定の期間を終えたら正社員」という約束があったので、何も会社に言われないのは不安です。そのため、こちらから会社側に「正社員の件」を伺いました。

 

すると会社側の反応は

「もう少し実力がついてからかなー」

「今のままだと戦力になっていないから」

 

こう伝えられるのです。

この時は、まだ20代でしたし「そんなもんかな・・」と思っていましたが。結局、この職場では1年を過ぎても正社員にはしてもらえなかったのです

何度か正社員昇格の話をしていますが、「考えておく」とか「○○を任せられるようになれば」と濁されてしまうばかり。

 

けっきょく、なんだか不安になっていくだけで精神的にも参って辞めたんですけどね・・。

ある意味、正社員にしてもらえないという不安が精神的に調子を崩すきっかけにさえなるという怖さがあります。

(関連記事:正社員になれない人は就職活動に問題あり)

会社に見切りをつける時期を見誤ると、けっきょく非正規を受け入れざるを得ない

今にして思えば、会社側は「正社員」というエサをひたすら見せながら、非正規でぼくを使い続けていたようにも思うのです。

文句の無い完璧なまでの能力であれば、さすがに「正社員にしなければおかしい」となっているんでしょうけど・・。

中途半端に仕事ができない面をつつかれて、非正規を続けさせられたのが現実にありました。

 

このパターンは過去にもぼくが働く職場で見てきました。

「非正規で採用したけど、正社員としてはウチでは厳しい」と会社側に言われたら、「非正規」として続けるか、「転職するか」の2択になるわけです

事実上、正社員にしないと言っている会社ですから残って働き続ける意味はほぼありません。会社側も暗に「非正規でもいいなら」と、使い続けることはできると持ち掛けてくる。

 

こうなると、試用期間とはいえ「ある程度」は仕事にも慣れていますからね。「せっかく慣れてきたのだから、続けて働こうかな」と受け入れる人も多いのが現状なのです。

ぼくも、「頑張っていればいつか正社員になれる」を信じていた時期があったので気持ちは痛いほどわかる立場です。

では、こういった問題にならないためにはどうすればいいのか。まとめてみます。

 

非正規のまま使い続けられることを避けるには?

もし非正規のまま使い続けられて、会社からも正社員化をはぐらかされている。

その時は、「先が無い」という会社側からの反応を感じれば辞めてしまうべきです。※あくまで正社員が目標の場合です。

 

会社側も求人票には「試験期間が終了後、正社員登用アリ」なんてもっともらしいことは書いているんですけどね。

悪質なところだと、ハナから試用期間を継続させるつもりで採用するところがあるわけです

 

また、能力的に「じぶんは正社員になれていてもおかしくない」と思えるのであれば交渉はしっかりした方がいいです。その際には、転職をほのめかしてしまう方がいいです。

「正社員として働いて、地に足をつけて働きたいので転職を迷っています」と。

 

職場の状況的に、新しい人を非正規で雇う方がリスクなんじゃないかと思わせたら正社員化の道も見えてきます。本当は、こちらから言わずとも会社から「正社員にするよ」と言って欲しいんですが・・。

とにかく、「非正規の状況から進展が無い」となっているなら今すぐにでも動くべきです

会社側も残念ながら「雇っているんだから文句は言わないだろう」と思っているところがまだまだありますので。

 

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