「フリーターも長くはやっていられない」と考えると、仕事を辞める方向で意識が動きますよね。
しかし、できるだけ円満退職したいと思うと「難しい」とか「できない」と思ってしまう人が多いのでは無いのでしょうか。
いくらでも変わりはいるのに、「自分がいなければ職場が回らなくなるんです」という人さえいます。
この場合、言い方はキツイですが、いくらでも変わりはいるので「さっさと自分の将来を案じて辞める方向」で考えるべきでしょう。
上手く辞められない方のために「バックレる方法」も存在するわけですが、誰だって本当は円満退職でキレイにお別れをしたいお気持ちはわかります。
で、円満退職にはマニュアルもあるのですが、語られやすいのは「退職理由ばかり」なんですよ。
本当に大事なのは、理由より+α。このαを知る事で、退社理由がグッと楽に言えるようになりますし、有給消化も言いやすくなります。
円満退職に必要な「+α」とは外堀の埋め方で決まる
辞めると決めると、「どんな理由で辞めようか」と理由を考えますよね。
本当の理由であっても、場合によっては言いにくい話もあるので、なるべく辞めやすい理由を考えます。
こんな理由で納得してくれるかな?引きとめられないかな?と不安になりながら。
しかし、会社側も「辞める理由なんてあってないようなもの」だと気がついています。辞めたい人の本心なんて、実際に本人しかわからないのですから。
だから引き止めを受けたり、それが断りにくいから退社が面倒な儀式にもなるのです。寿退社くらいになると、祝福もしてもらえるんですけどね(笑)
みんなが結婚で辞めるわけにはいかないですが・・。
そこで、辞める為には外堀から埋めようと言うのが+αな考えです。
「退職理由の準備運動」という位置付けで、内堀が退職理由なら、外堀がαになります。
「体調不良」を理由に辞めるアピールで、有給消化率も上がる
体調不良で実際に辞めたい方は多いと思います。体調不良の場合は、かなり外堀を埋めやすいです。
単純に、身体を壊している事をアピールする機会を増やせばいい。
ぼくが工場を辞めた理由は、「仕事に飽きたから」が本音でしたが、これを使いましたw
実際に、無気力感が最後の方はひどく軽いうつ状態。精神的に不安定で、寝つきが悪いといった状態になる事もあったので、職場でもそういう事は日常の会話に取り入れていました。
たとえば・・
・眠れてなくて体調が優れなくて
・最近、無気力でやる気がないけど、頑張らないと
こういった発言を周囲にしておくと、「無理をしている」というイメージが定着します。あとは浸透したイメージを元に、上に伝えに行くだけ。
「そういえば、前から体調が悪いと言っていたな」と言ってくれる可能性はアップしますし、これのメリットは「今すぐにでも辞めたい」が通りやすくなる事です。
「すぐに働けそうにないので、お金の面でも困りそう」と話しておけば、有給消化を早めに取らせてもらう辞め方にも繋げます。僕はこれで、交渉しにくい有給消化を訴えましたw
当然の権利ですから!
「仕事内容が合わない」悩みを上司に相談しておく
これは僕が老人ホームで、夜間働いていたときに辞めた方法です。ぼくは辞めたりするのだけは、上手いと自信を持ってるんですよw
「仕事が合わない」という理由で辞める場合などにも応用できます。例えば、上司に相談してしまうのです。
「仕事が合わないと思っていて・・」と頼る姿勢で相談します。もちろん、辞める前提パフォーマンスですがこれは後に効きます。
相談しているのは、辞める為の準備。
「以前、ご相談に乗ってもらってベストは尽くしてきたのですが・・」と切り出して辞める道を作っておけるのがポイント。
上司も、相談を持ちかけられていたので、悪い気はしないんですよね。
「やっぱり限界なのか。。」と言わせたら勝ちです。「お力添えして貰って申し訳ない」という思いを伝え、あとは退職に向かうだけです。
「夜間はキツイ」とか辞める理由だけいうと、「みんな同じで頑張ってるんだ」とかズレた事をいう人がいるので使うべきですw
外堀はいくらでも埋められるので、常日頃から辞める準備をしようと思うと、辞めたい仕事もどんどん楽になるのでお試しくださいw
次の仕事が決まっている場合は?
次の仕事が決まっている場合、辞める話に持っていこうとすると、何を言っても「辞めたいだけ」と取られる事もあります。
こういった問題は、現職の状態を無視した態度を取るから起こるトラブル。
再就職の予定があっても、「まだ決まっていない」とか「ゆっくり探したい」などと言っておくのが無難です。
もちろん次の職場にも、「今の仕事をきっちり終わらせてから働かせて下さい」と待たせる事で信頼が勝ち取れます。
辞めたい場所でも、大事にしておくことで次に生きますから。
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