勘違いしている人って多いんですが、経歴書をすごい実績で埋めればいいと思ってる人って多いんですよ。

  • 「未経験から入社して、社内ではトップの成績で評価されていました」
  • 「お客さまからの評判がよく、いつも私から買って下さる方がいました」

こういう文言を履歴書・職務経歴書に書いても意味がないです。なぜなら、数字が入っていないから

 

実績はすごいのかもしれませんが、具体的なすごさが見えないのです。何がダメなのか、ぼくの体験をベースに書いてみますね。

参考 バイト歴の短い人の履歴書の書き方 

参考 正社員に採用された職務経歴書の書き方

話を聞いたところで、客観的にイメージできない物はムダ

スーパーで勤務していた頃のぼくは、少しおばちゃんのお客さんから話しかけられることが多かったんですね。

そして、ぼくが商品説明をすると買ってくれることもよくあったのです。ぼくはこれを強みに思っていて、「おれが説明すると買ってくれるんだ」と経歴書に堂々と書いていました。

次のような感じです。

 

私が、商品説明をすることでお客さまが納得して商品を買って下さることが多くありました。上司からも、よく売れているのでどんどん説明して欲しいと評価されていました。

なるべくわかりやすい説明と、お客さまが買いやすい商品をおすすめできることを強みだと思っています。

 

これを、転職先の面接官が見た時にどう思うかという話です。

正直なところ、ここで今ぼくのブログを読んでくださっている方も、どれくらいすごいのかわからないと思うんですね。なぜなら、客観的にイメージできる要素が少ないからです。

ここに具体的なイメージを抱けるように、数字を入れてみるとどうでしょうか。

 

私が、商品説明をすることで納得して買って下さるお客さまは多くいました。毎日、20名程度には必ずと言っていいほど勧めれば売れています。

スーパーというあらかじめ決まったものを買いに来て下さる方に勧めて、実際に買っていただけるというのは嬉しいものがあります。

 

周りの社員さんでも、5名に売れれば良い方でした。その4倍も売れた理由には、とにかくお客さまをいちばんに物腰低く関わっていけたことが理由にあります。

 

このように数字を入れることで、ぼくという人物の評価が可視化されていくんですね。数字を入れることで、面接からにしてみると「社員よりも4倍売れるだけの力があるんだ」と思ってもらえます。

独りよがりな話になると、どうしても数字も忘れてイメージできないことを書いてしまいがち。気をつけておきましょう。

 

数字は物を売るだけじゃない!担当した人数なども数字で伝えよ

また、モノを売ることだけで数字を出そうとすると無理がでます。「じゃあ、販売関係の仕事以外はアピールできないの?」となるからです。

そうではありません。たとえば、ぼくが介護のバイトから正社員に転職する際には、次のようなアピールをしていました。

 

前職では、1フロアにつき20名程度の利用者さまがいました。法律で決められた人数の介護士はいましたが、どうしても場を離れることもあります。

その時には、まとめて20名を同時に対処しつつ、大変な時はヘルプを呼ぶことができるので「状況判断ができる」と上司には褒められていました。

利用者さまが多いことで、手が回らないスタッフが出た時のピンチにも強いと思っております。

 

もちろん、ちょっと誇張してるんですけどねw

こういった、「利用者さんを見る目」も数字でアピールできます。介護の世界などは、人手不足でどうしても少ない人数で見守りが必要になることもあるのです。

そういった時に、「できるだけ多くの利用者さんに対応できる人材」というイメージ付けがあると、採用もされやすいというもの。

 

「一人で大勢の利用者さんを見ることが得意です」だけだと、客観的に聞いた時に意味がわかりにくいですから。「大勢って10人?20人?50人?」と疑問を持たせてはダメなのです

数字を使うことで、客観的にじぶんのことを知らせる手段になることを覚えておくといいでしょう。

 

3月ですし、新しく転職活動を考えられている方は数字に気をつけて書類を仕上げられることをおすすめします。

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