仕事を辞めたいと思いつつも、転職を考えるだけで「なんだか会社に申し訳ない」と思っちゃう人は注意が必要です。

派遣に登録に来られる方で、せっかく来社してくださっても行動に移せない人がいるんですね。

 

ぼくも今週から、登録に来ていただいた方から、かんたんな就労希望を聞いているのですが、意外と転職をためらう方がいるんですね。

派遣に来たので、仕事を探す気マンマンかと思いきや。足踏みしちゃう現状があるようです。

 

以前、仕事の辞め方を書かせて頂いていますが、この方々の場合は「仕事の逃げ方」がわからないような感じです。

なんか気持ち的には、ぼくも同じようなころがあったのでわからないでもないですが。

ここをお読みの方も、ひょっとすると「仕事から逃げられなくて」転職できていないだけかもしれません

「転職できない2パターン」と改善策

30代で転職を考えられている場合、行動に移すことがいちばんだと思います。

事情があって職場を離れられない」という方は、転職ができにくくなるんですね。

 

だからこそ、まずは行動に移す。

「30代でも転職はできる」とぼくは訴え続けていますが、あくまで行動した人に限定しての話なんですね。

会社の都合に振り回されて転職ができないのか、自分のメンタル1つで変わる事情なのか。少し考える機会を持つといいです。

 

それが仕事から逃げると言われても、前向きに人生を変えるためであれば問題なんてないのですけどね。

これから述べる、よくある「転職できないパターン」に該当していませんか?

 

自分がいないと会社が回らなくなってしまう

うちの派遣会社に来られる方で、登録後にどうなったかお電話でお聞きすることがあるんですね。

もし仕事が決まってないなら、振っておきたい仕事もあるからです。

 

「その後はいかがですか?」と過去に登録されている方に聞くのですが、「会社が辞めさせてくれなくて・・」とおっしゃるんですね。

確かに、会社で中心になって働いていると、急に辞められると困るケースはあります。

ぼくも介護をしていた頃、この人に辞められたら・・と思う上司はいたので。

でも、それで自分の転職の話が流れてしまうと本末転倒。

 

少なくとも、転職活動に動かれたのですから、その気持ちは大事にすべきだと思います。

ハロワに行った、派遣に登録した、求人サイトに登録した・・ここで燃え尽きてはいけません

 

対策としては、「会社と自分の人生は別物だ」と切り離すことです。

会社に縛られている間に、自分の転職に対する思いや勢いが消えては勿体ない。

30代の転職を不安視していた人も、40代になって今の自分を振り返ってどう思うでしょうか。

「あの時に動いておけばよかった・・」と後悔しないかどうかを基準に、考えて頂ければと思います。

 

仕事をしながら、転職活動をするのがしんどい

これは、来社された方とお話していて思ったことです。この方は、派遣の登録までは来るけれど、「仕事をしながら転職活動をする時間がない」と言っておりました。

「会社が転職活動どころか、有給などの自由な時間を与えてくれない」というもの

 

ブラック企業っぽいので、いっそのこと逃げる勢いで辞めた方がいいとぼくは思うのですが。

収入も関係しますので、そうは言えないのも理由にあることは理解できます。

 

完全な失業者であれば、こういう悩みはありませんが、サラリーマンの場合は同時進行で進めてる必要があるんですね。

その際に、平日休みが取れなかったり、時間の都合を合わせづらかったり。

 

こういった方の場合は、「同時進行がムリだ」と派遣会社に伝えてみるといいです。企業側とのパイプ役として、派遣会社はできる限りのことをしますから。

お顔合わせの時間も、場所によっては夜遅くなっても可能ですし、平日が動けないなら休日でも大丈夫なところが無いか聞いてみてください。

 

派遣会社は、こういった融通の利くサービスを提供する意味でも、企業と求職者の間に入るわけですから。

ハロワなどでも、できる限りのことはしてくれるはずですので、言うだけでも言いましょう。(休みの日にハロワを開けろとかは難しいですが・・・)

 

「平日は仕事だから転職活動がムリだ」と諦めている人は、別に求人サイトから経歴をメールするだけでもいいのです。

経歴を見て、「この人材が欲しい」と思う会社があれば「求職者の都合に合わせてでも面接をしたい」と思うものです

実際、派遣でも人材次第では休みの日にも面接に応じている企業はあるんですね。

同時進行はきついですが、会社を優先しすぎて、人生が崩れることが無いようにしてください。

(参考:働きながら就活した日々)

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