入社を決める採用面接を想い浮かべて下さい。目の前にいる人は、面接のプロだと思い込んでいませんか?

面接官」という言葉だけでも凄そうな印象を持っていた時期が僕にはありました。

フリーター時代は、特に正社員に憧れ面接にいくたびに面接官がお偉いさんに見えました。

 

それが空けてびっくり玉手箱。

面接官が普通の社員さんだった・・なんて事もあるのです。

大企業になるとわかりませんが、中小企業、個人でされているところなら人手が足りてない事もあります。

 

そうなると、手短で身近にいる人が採用担当に回る事があるというのを何度も見てきました。僕の経験からいうと、そうそう人を見抜く力がある人なんていないわけです。

求職者が緊張しつつ必至な思いで面接を受けた相手が、入社2年目でペーペーを抜けたばかりの人材だと思ったら拍子抜けしませんか?それが実際にあるのですw

僕がフリーター時代に知ってしまった、3人の面接官の話を聞いてリラックスして採用試験に向かって下さい。

僕の知ってしまった、シロート面接官。そんな人材で大丈夫か?

フリーターから正社員に昇格するにはラスボス面接官から高評価を得ないといけない。そんな風に思っていた時期が、僕にもありました。

 

① 店長との面接かと思ったら、ホールスタッフかよw

ぼくのフリーター時代はファミレス勤務をしていましたが、落とされたファミレスももちろんありました。

全国区で名を馳せているので、簡単に受からない場所だなと思った記憶があります。

 

そこは友人と時々利用していたので、落とされてからも普通に通っていました。今思えば、よく通えるなと言う感じですがw

そこで1つ、気が付いたことがあったんですね。

 

というのも、友人と食事に入った際に、注文を取りに来たのは、僕を面接した人だったのです。

僕は、一瞬で思いました。「あ、この人は絶対に偉い人じゃないw」と(失礼)。

確かにこのファミレスでの面接は事前に伺っていた店長と思しき人と連絡を取っていたのに、当日は急な予定で違う人が担当してくれたのです。それがこの方。

 

ただ、僕も世間知らずなので、「面接官代行」と思いこみました。

プロ野球でもピンチヒッターがいますが、どちらにしてもプロが出るじゃないですか。

しかし何のことはありません、タダのホールスタッフが代行していただけでした

 

ちなみにホールスタッフさんをどうこう言う記事ではありません。注文を取りに来て、たどたどしかったのです・・。

「人を見る目」がどうこう言われる面接ですが、別にシロートっぽい人が出てくる事もあるもんだなと勉強になりました

 

② 現職の介護施設の面接官は、入社2年目の正社員だったw

僕の現在の介護現場の面接方式についてお話します。ウチは施設長はもちろん、もう1人面接には同席するんですね。

施設長は総合的な目で見ますが、採用した人材が現場で仲間とやっていけるかは別視点で見なければいけません。

 

そこで借りだされるのが、入社2年目の職員でした。これがわかったのは、僕が入社して話を聞いていた時でした。

実は面接に顔を出してたけど、おれ入社2年目なんだよね」と。

思わず「えぇ!?」と反応してしまいましたが、彼の場合はチームの輪を作る事に秀でていた人で、2年目でもムードメーカーになっていたのです。

 

そこで、周りとの関係を構築するキーマンとして面接の場に出るよう命じられていたのだとか。

本人いわく、「面接官と言われても何を質問したらいいのかわからないし、応募者の雰囲気だけで判断しないといけなかったり大変だった」とのこと。

人材をじっくり見ているようで、こういった面接官が入って来ると、一気に肩の力が抜けてしまう感覚を覚えました。

見抜けないですよねコレw

 

③同級生の話「ぶっちゃけプロでも見る目がある人はごく一部」

最後は僕の友人です。彼は僕と同い年で、今年で38歳。

継続的に働いてきて、もう8年目だったかな?彼も昇進をしているそうで、面接担当者にもなっているのだとか。そんな彼に聞いたことがありました。

「実際に、面接でどれくらい応募者の人間性が分かると思う?」と。

 

すると彼は、「たぶんプロ面接官でも分かるのはごく一握りだろうね」というのです。

どういう意味かと言うと、面接マニュアルが通過儀礼としてマナー化されているので、だいたい同じようなパターンになるのが相場とのこと。

 

面接官も、少し変化をつけて異端な事を聞くにもこれまた会社側が、それなりに格好を見せないといけない。

そのため面接官1人の意思ではどうにもならないのだとか。

確かに、面接マニュアルという物が存在して、だいたい聞く方も聞かれる方もベースがあるんですよね。変な風習ですけど。

 

そういった中で「見抜く」というのは、やはり難しくなります。

求職者と面接官が、自然に友人として何日も過ごしたとしても、相手の事なんてわからないんですから

プロ面した面接官が選んでも、すぐにバックレる人もいるくらいだし。

社会人の人を見る目(笑)って面白いですよね。

 

まとめ:プロ面接官がすべてを見抜くと思ったら大間違い。素人かもしれないよ

けっきょく面接と言うのは、ガチガチになる方が損をする事も多いと言う事です。

プロ面接官でも見抜けない瑣末な事を、お互いが意識しすぎても仕方がありません。

 

マニュアル至上主義の社会に置いて大事なのは、いかにリラックスして「受かる時は受かる、落ちる時は落ちる」と割り切って挑めるかでしょう。

少なくとも、堂々と面接を受けていればシロート相手なら「こいつ出来る!?」と思わせる事も可能なのですから。

受かる面接の方法でも書いているので参考にしてみて下さいませ。

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