転職失敗」ってキツイですよね。フリーターから正社員へ向けて頑張っている最中。

想像していた仕事内容と違っていたり、冷たい人間関係が常態化していたり。「こりゃダメだわ」と思っても、また1から就活するのも面倒・・。

 

なーんて考えてたらブラック企業に巻き込まれていた!ということは日常的にあります。

かくいう僕も、なんかこの会社はおかしい!と思いながらも、再就職の手間暇を考えたらできなかった一人です。

最初から就活成功するに越したことはないんですが、多くの人は上手くいかずにやり直しを喰らいます。

 

でも、考えてみたんですよ。僕はなぜ就活に失敗し続けたのかと。で、答えとしては1つ確実に言えるものがあるんです。

それが

「事前に職場見学をしていなかったから」なんですね。

 

特に、今の仕事場に辿り着いて思います。うちの介護現場は、ボランティアさんを始め、利用者のご家族、時には就業前提の職場体験も行われています。

何が言いたいかというと、外から見えるという事です

僕が就活に失敗したところってこれが無かったんですね。今日はこれについて、詳しく書いてみます。

外部から見えない職場は、ブラック企業化しやすい

ひとまず職場というのは、基本的に外部から見えないようになっています。「お店としてお客さんを入れる」とかなら別ですけどね。

事務だったり、営業企画だったり。そりゃ外部にわざわざ公開する必要性のない仕事もあります。

 

ただ、これについては守秘義務の範囲問題で、仕事に入る前の打ち合わせとして体験就労くらいならどの企業でもやるべきなんですよ。

先ほども書きましたが、うちの職場もやってますが、特に外に見られてまずいことが無いならできるという感覚です。

 

これがもし怪しい事(お年寄りの虐待とか、介護保険の違法申請)が行われてたら見せられない職場なわけです。

そりゃわざわざ、外部の目を入れる必要もない。だからこそ、就職したときに「これは黙っておけよ」なんて言われるブラック企業が現れるんです。

逆を言えば、体験的に働ける職場は、人間関係の流れは見えてきますし、雰囲気的なものが掴めるラッキーチャンス。

 

仮に1週間だけタダ働きしたとしても、そこからずっと働きたい職場なのかどうかを見極められたら、ハズレ引くよりは超お得な話だと思うんですよね~。

企業側も、職場体験とはいえタダ働きしてくれた人を邪険に扱えなくなりますし

 

特にニートやフリーターといった、社会から評価されにくい人は就労体験とボランティアを混ぜて自分を売り込める時間にもなっていいんですよね。

では、どうやって就労体験をしてから就職を決めればいいかです。

 

仕事体験からの就労を目指すには、派遣会社を通すべし

体験はハローワークからでもいいのですが、ハローワークのシステム上で難しいところがあります。

まずハロワは、「就労意欲のある人材に代わって面接手続きを請け負う」という仲介事務的な役割

 

僕も何度もハロワに行ってますが、応募したい企業に対して電話連絡をして、そこから面接に向けた段取りをハロワにつけてもらいます。

自分から連絡することは、原則禁じられているので。

また、ハロワの職員さんは多いですし、相手企業の事をまともに把握していないので、その場で応対できずに翌日以降に持ち越しというケースも多く体験しました。

 

相手企業も「ハロワからの連絡」=「面接希望者」と思っているので、就労体験などの話は忙しくて請け負えない事もあるんですね。

こういった事があるので、僕はハロワから告知でもされない限り、就労体験は諦めておく方が良いと考えます。

 

もちろん、自分からハロワに伝えて就労体験を希望するのは問題ありません。

ただ、通過のしやすさでいうと次にいう派遣の方が、圧倒的に楽ができると言えるのです

 

派遣会社での就労は、基本的に「職場見学」から始まる

逆に派遣会社は、就労移行しようとする求職者を熱心に見てくれます。

理由は、派遣のシステム上、どんどん登録者に働いてもらえないと運営が滞るからなのです。

 

ハロワは「やめておいた方がいいんじゃないですか~?」と面接希望に消極的なことがあっても、派遣にはそれがありません。

登録者に働かせてナンボの世界ですから。

 

これは、僕の体験でもありますが、派遣は「気持ち無理そうかな」と弱気な人を後押ししてくれる性質があります。

・とりあえず職場の見学だけでもしてみませんか?
・先方企業には、うちの派遣から多くのスタッフさまが働きに出てますから

こういった事が多くあります。実際に転職アドバイザーがいますし、多くの人材がフォローを受けています。

 

ブラック企業が嫌な求職者のために、実際に派遣社員の人たちが現場チェックをしていたりするのは、そういうため。

仮に仕事をお勧めして働いてもらっても、途中で辞めてしまってはそっちの方が派遣には無駄が出ます。

 

派遣営業のコストや、先方との信頼関係にヒビが入らないようにしてくれる感覚です。

もし、就業で失敗したくないなら、こういった事前に見学や体験ができるところは活用すべきです。

先輩派遣スタッフからの情報も集まっているので、「こういう職場は嫌だ」という話があれば希望にできるだけ応えてくれるのが派遣のメリットだと言えます。

 

派遣はもちろん、転職エージェントなども同じ理由で使えます。

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