「都会で働くことに疲れたので、のんびり地方移住して働きたい」
こう考えて、地方移住を決断する動きが若者の間に起こっています。数年前に、プロブロガーのイケダハヤトさんが、高知に移住した話などは有名です。
確かに、都会だと子育てを含めてギスギスしている空気があるため移住して仕事を求める方も多くいます。
じゃあ、30代でニート・フリーター状態の人が、地方に行って仕事を探すとどうなるか。
当ブログの管理人であるぼくも、地方住まいなので地方仕事の現実をお伝えしてみます。地方で心機一転して働きたい方がいれば参考に読んで頂ければと思います。
地方移住の就職は、メリット・デメリットを考えればいいだけ!
当たり前ですけど、みんながイケダハヤトさんみたいに地方に行けばいいわけではありません。
なぜなら、個々のライフスタイルがあるのと同じで、都会向きな人も田舎向きな人もいるからです。
これらをメリット・デメリットで考えられて、はじめて地方移住の話は進み始めます。
田舎ものであるぼくが、地方移住すべきかどうかのポイントを押さえてみました。
① 賃貸問題
固定費の筆頭格である家賃の問題は大きいですよね。東京に住んでいる友人などは、平気で給料の3分の1くらいが飛ぶと言っています。
田舎暮らしの身にしてみれば、もはや「え?」って感じなのですが。それくらい都会で住むだけでお金がかかります。
給料は地方よりは良いのですが、そこそこ稼いでも述べるように賃貸負担が大きいため、貯蓄がしづらい現実はあるといえます。
これについては、田舎で相応の仕事を見つけて、継続して働けるのであれば貯蓄はしやすいということです。
地方に住むなら車は必須になるので、維持費の関係で比較する必要はありますが。地方でも地方都市といわれる中心部であれば、自転車だけでやりくりできるのも魅力。
一概には言えませんが、ふつうに月10万稼げれば生きるだけなら楽勝です。その他、娯楽が欲しい人は欲しい分だけ働くスタイルもあるということですね。
賃貸は住んでも資産にならない上に、固定費としては非常に高い。これは、考えなければいけないポイントだということです。
② 田舎だから仕事が無い・・というウソ
田舎と都会の仕事量についてですが、都会のほうが圧倒的に仕事はあるに決まっています。人口比率で考えれば、もはや比較するほうがおかしいのですが。
ですが、都会でやっても田舎でやっても、別に変わらないような仕事ってあるんですよね。
ぼくも、当ブログで話していることは全て地方の仕事の話。地元志向ですから。
「え?その仕事、わざわざ東京じゃないとできない?」という仕事をしているなら、別に田舎で働いてもいいはず。
例えば、ぼくみたいな介護や派遣という仕事なら、都会でやる必要はありません。田舎の方が、地域に根付いたサービスを持っていたりと面白い面もありますから。
都会にしかない大企業にでも勤めたいなら、それはもう都会に行くしかないという感じですね。超大手でもなければ、本当に似たような仕事ですよ。都会も、地方も。
いわば、下請け仕事みたいなものですから。
田舎と言っても、フランチャイズ化した全国チェーン店を筆頭に、今はITエンジニア関係の仕事も田舎で請け負っていたりするんですよ。
ぼくの働いている派遣事業にもIT系求人はよく集まっているので。
この間、古くからの友人が、ど田舎に帰ってシステムエンジニアになると連絡があったんですね。都会にエンジニアの仕事は集まっていると思っていましたが、考えればそうでもないんです。
「あ~・・そうか。ネット関係だから、ある意味で場所はどこでもいいんだ」と勉強になりました。企業も、通信網を利用した仕事を多く田舎に持ってきていますから。
③ 都会で働きつつも、頻繁に地元や田舎に帰る人
また、都会で働いているのに、地元には良く帰るという人もいます。飛行機、新幹線、バス。なんでもいいのですが、交通費が異常にかかる人は田舎に帰った方がいいです。
都会で就職したのに、頻繁に帰ってくる人っているんですよね。別に帰ってくるなという事ではないのですが、正直移動費などはハンパない費用です。
もうそれだけ地元が好きなら、そもそも都会にいる意味が無いというか。移動費も固定費みたいなもので、やっぱり少ないに越したことは無いんです。
ちょっとした予定を立てる際に、地元に帰る費用を・・と使っていたら・・。そのお金も積もったらかなりのものですからね。
「地元が好き」という気持ちがあるなら、少しの減給なら戻ってきて働く手もありますよ。
地元の仕事があるかどうかは、常にチェックを入れなくてもわかる
地方は仕事が無いと言いますが、正直それは嘘なんですよ。もう今どき、家にいながらリクナビNEXTやDODA
を見ていれば、相応の仕事は見つかります。
「都会じゃないとできない仕事」というのは、どんどん限られています。それこそ、30代からの就職ですから、もし本当に都会でなければできない仕事であれば動いていると思うんですね。
逆に、「都会じゃなくてもいいじゃん・・この仕事」と思ったら、思い切って地元に戻って親元で貯蓄しながら働くというのもアリ。結婚などを考えると、最終的には頼れる人の多いところが有利ですから。
昔と比べて、20~30代の若者が、一人でやっていく環境は厳しくなっています。地元志向もアリかな?と思う方は、移住を想定して地方求人を見てみることをオススメします。
近年の求人サイトもこの流れで地域での仕事をかなり増やしています。もし「地元に仕事が無い」と思っているなら、登録して非公開求人をチェックしていないだけかと。
登録をしたことが無い方ほど、地元に仕事が無いと言ってる傾向もあるので最低でもチェックしてから文句を言っても遅くはないですよ。
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