「自分の人生」「自分の転職」なのに、周りを意識し過ぎて動けなくなっている人って多いですよね。

僕がそうだったんですが・・。

介護職を辞める間際に「今、自分が抜けたら周りの人が大変だよな~」と思ったんですね。それが結果、辞めるまで伸びていた理由にもありますし・・。

 

勤めていると、こういう話はよく聞くので身に覚えのある方もいるのではないでしょうか。

でも、ぶっちゃけた話、その場は空気が悪くなるかもしれないんですが、辞めてスパっと消えたらすぐみんな忘れると思うんですよね。

会社側の人はもちろん、自分も。

辞めてしまえば、後の事はどうにでもなる

過去に転職してきた記憶から考えても、僕は今まで勤めていた人に「悪いな・・」という感情持っていません。

辞めた当時は、心に突っかかりはあったと思うのですが。

 

例えばスーパー時代なら、「あの忙しい時間帯は人が新しく入るまで○○さんがキツくなるだろうなー」とか。

介護を辞めた時なら「利用者さんは、自分を頼っていてくれた分だけいなくなったら寂しがるだろうなー」とか。

 

でも、そういった問題のフォローって必ず現場の人がやってくれているんですよね。

僕も辞めていった方のフォローをしていたこともありますが、そこで相手に対して「ちくしょう~wよくも辞めやがってw」なんて思うことは一切ありませんでした。

「人ひとりの人生だから仕方がない」くらいにしか思いません。

 

誰もが同じとは言いませんが、しつこく辞めていった人をネチネチいう人なんて基本はいませんよね。

 

辞めてしまえば後の事はどうにでもなるというのは、転職したことが無い人でも分かる事だと思います。

何かあっても上がカバーするシステムを構築していなかっただけですし。そもそも、上の仕事なんですよね。

では、なぜこういった辞める辞めないの狭間には、気にしなければいけない問題が多くなるのか。その答えは1つです。

「辞めたい人が自分の立場をしっかり表明しないから」なんですね。

 

辞める人は、キッパリ「辞めたい意思」を表明しよう

辞めようかどうか悩む人、もしくは辞めそうな人ってどっちつかずになるから周りが困惑しちゃうところがあります。

辞めそうな人を見ている会社の人たちってソワソワするじゃないですか。

 

「辞めそうで辞めない人を見る」という好奇心もあるのだと思いますが、あれって次の2パターンを考えているからなんですね。

① 辞めるなら、辞めた後の段取りを会社内で組んでいく

② 逆に辞めないなら、苦しそうな立場でもサポートしていく

極端ですけど、会社組織である以上は「どうなるか分からない」という人がいちばん扱いが難しくなるんですね

 

僕なら、「腰を痛めて休んでいるけれど、ここで続けていくのか・・それとも辞めるのか」という状況がありました。

無言ではありますが、会社からそういう雰囲気や圧力を感じたことはあります。

 

僕は僕で、「腰を痛めているので少し考えさせてくれ!」と言いたいところでしたが(汗)

会社側からしたら、腰の具合よりも「その1人が戦力に見ていいのかどうかを知りたい」という点で亀裂が生まれていくんですね。

僕は、この点については早々に察して、少し時間はかかったけど辞めを選択しています。

 

ここで、「腰がよくなれば~」「本当は続けたいんだけど~」と濁すと、相手は「うやむやにされている」と感じてしまうわけです。

「もう辞める」とバッサリ言われた方が楽なのは言うまでもありません

 

転職に悩む姿を見せてしまう方は・・

「会社を辞めようか・・」と悩む人も、職場の中で誰かに相談している人もいると思います。

気の置ける仲間で信頼出来ている相手なら、そんなに問題ないのですが・・。これが噂を広める奴がいるんですよね。

そういった際に、「あの人は辞めるかも」という空気が広がります。

 

「辞めるかどうか悩んでいる人」というイメージは、一度定着するとややこしくて。不信感めいたものを背負わされて、それだけでマイナスに見られる呪いのようなものに変わります。

だからこそ、辞め時になっても苦しむ人が出てくるんですよね。辞め際なら適当にあしらって去ればいいんですが、こういうところで悩む人は人がいい傾向があるんですよ。

 

ささっと動き出して、自分から辞める行動を見せれば、一瞬だけ注射するような痛みは伴うかもしれませんが、すぐ楽な状況に変わります

辞める前提で周りも動きますからね。

 

「辞めようかどうか」と、その場で踏ん切りをつけにくい人は、先にハロワに行ってみたり、就活サイトに登録して動くといいんです。

後の事は動いた分だけ、どうにかなっていきます。

 

僕ができることなんて、ここで「さっさと辞めるんだ」くらいしか言えませんが、辞める辞めないで悩んでいる時間が勿体ないです。

自分の幸せのために、「辞めたい」とか「転職したい」と思うなら行動に移すことをおすすめします

 

どうしても勇気が出ない方でも、38歳で再就職したぼくの話なんかを読むと「こいつで採用されるならw」と思えるかもしれません。

ぜひ前向きな気持ちで読んで頂ければと思いますね。