「未経験者OKってどこまで本当なの?」
「経験なしって不利になるイメージしかないんだけど・・」
求人には未経験者でも採用すると書いてあっても、なんだか胡散臭いなって思うことってありますよね。ぼくは少なくとも思っていた人間ですw
だって、今まで経験が無いのにいきなり雇ってくれるというのですから。面接は受けさせてはくれるけど、けっきょくは不採用になるんだろうな・・と疑った目で見てしまう気持ちもわかります。
しかし、未経験であることが有利になるケースがあることを知っていましたか?この有利になる条件とは、新規事業を立ち上げる会社などが該当します。
ぼくの知っていることと合わせて説明させていただきますね。
一般的に考えられている「未経験者OK」の意味
ふつう「未経験者OK」とされている求人があるなら、おおよその意味としては次のようなものがあります。
- 専門的な知識や技術が要らない。現場に入ってやってみて形になる
- 先輩が指導する体制が整っている
こういう意味で集められることはふつうにあります。これなら未経験でも確かにやってみようかとなるところ。
ただし、ここに経験者が混ざってくると相対的に未経験者が不利になることもあります。これが一般的に、未経験者は不利と言われる話になるんですね。
逆に未経験者が有利になるケースはどういったものがあるのかというと、それが「新規事業の立ち上げ」なんです。
新規事業の立ち上げが、未経験者に有利になるワケ
新規事業の立ち上げ求人における「未経験者OK」は、通常の未経験者OK求人よりもさらに未経験者に有利に働く可能性が高いです。
たとえば、ぼくのやっていた介護の業界では新規事業の立ち上げがよくありました。新しい施設を作るにあたり、介護職員を採用するのですが・・。
ふつう、ガチガチに経験者を集めてからしっかりした体制で始めるのが鉄板です。しかし、施設運営の特性上で職場のカラーを作る意味で未経験を優遇することも多いのです。
経験者ばかりだと、過去に働いてきた職場のやり方や、ルールなどが染みついていることは多々あります。
せっかく新事業として売り出したのに、どこか古いイメージになりがち。これでは意味がありません。既存の施設のコピーです。
そこで、あえて未経験者を多めに採用して、新しい職場の空気を作る狙いを持った経営者もよくいるのです。
利用者側も、スタッフと一緒になって成長する面白さがある
ぼくの知ってる介護施設も、まさに未経験者で固めた事業所でした。
「経験者が少ないので、あまり人気しないだろう」とぼくも含めて思っていたのですが、スタッフが業界の経験者ではなかったので、色んな意味で新しい風が吹いたのです。
未経験者が多くて、色んなところでドタバタするのですが、利用者であるお年寄りが逆に「ゆっくりやりなされ」と指導する風景が日常的にあったといいますw
お年寄りも、人に教えたい欲求があるので、こういう未経験者のドタバタを見るのが楽しかったということですね。
これによって、利用者がスタッフを育てるという「ほのぼの風景」がこの職場のカラーになったのです。
もちろん、肝心な介護技術はみなさん持たれています。そこに、業界ルールを知らない未経験者が増えたからこそ起こった化学反応。こういった部分を経営者が狙ったとも言えます。
未経験者を歓迎しているところを、恐れる必要はない
もちろん、「単純に人が集まらないから未経験者を受け入れる求人」を出しているだけのところもあります。
ただ、こればかりは応募して実際に話してみないと分からないもの。「未経験者OKだけど不安だな・・」と思っていては始まらないという訳ですね。
述べてきたように、未経験者が良い意味でプラス材料になることもあるのですから、遠慮せずに応募してみるといいですよ。
30代くらいだと、これまでやってきた仕事に縛られて新しいことをしたくても出来ない人もいると思います。
そんな時に、新規事業の応募があればチャンスだと捉えてみる。そんな考え方もあるのです。
たとえばDODAなどは、キャリアアドバイザーさんもいるので、「未経験者でもOK」の案件について詳しく教えてくれます。
こういった、人に聞くシステムのある求人は強いので説明だけでも聞いてみることをオススメします。
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上記2社の求人に納得できなければ、抑えとして利用されることをオススメします
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