正社員になっても、自由な時間が減るなら派遣の方がいい

正社員になることを目標にやってきたぼくですが、かなり衝撃的な話をされるスタッフさんと出会いました。半年前になりますが、ウチの事業所から派遣され働いている36歳の男性スタッフさんです。

 

派遣勤務が半年を超えたことや、真面目に働くことから先方企業の方に「そろそろ正社員に」と打診されるようになっています

派遣⇒正社員の道は今の時代では当たり前なので、当然その流れに乗るかなと思っていたのですが・・。

 

なんと36歳の彼は、手取り13万の派遣社員の現状をそのままキープすると言います。正規雇用されると、19万くらいに変わるのですが・・ふつうに断って派遣を続けているんですよ。

この話を聞いた感じだと、将来が不安な人みたいなイメージになりますが・・。彼なりの哲学があったのでちょっとここに書いてみます。生き方として参考になるなと思いました。

手取り13万あれば、ふつうに暮らしていける

彼の主張としては、「手取り13万もあれば生活はやっていけるでしょ」という言い分。

「正社員になって6万円増えても、自由な時間が減ってしまって人生の質が低下したら意味が無いんです」とまで言っていました。

 

ただ、13万円という金額だけでは物足りないとは思っているようで、他にも仕事をしていたりするんですね。彼は美大を出ていて、アートが得意なのですがイラストでもお金を稼いでいるようです。

ワンダーペイントウエディングのような感じで、ネットで受注して結婚式で使われるカップルのイラストを描いているとのこと。

 

描くことが好きで、それがお金にもなるとのことです。正社員になって描く時間が減ると、腕も鈍ることを危惧しているというわけです。

仮にイラストの仕事が無くなっても、最低限の生活費が派遣会社からあることでこの先もやっていけるという考え方。正社員だけに絞らない働き方に、彼なりの哲学を持っているので参考になるなと聞いてしまいましたね~。

 

36歳非正規の男性は、仕事の「リスク分散」をしていた

彼いわく、「正社員になっても会社が無くなったら意味が無い」と言います。(ウチの派遣事業もそんなに危ない会社とは契約してないのですが・・本質は彼の言う通りですね)

会社が無くなっても、イラストの受注を増やせば最低限の生活ができるとも聞きました。イラストの相場がわかりませんが、人気の人はそれなりに1枚単価が高いんでしょうね。

 

これを聞く限り、彼の中での生活スタイルが確立されているとわかり正社員化はそんなにオススメしないことにしました。不安定な時代における、「仕事のリスク分散」が彼の中で機能しているという話なんですよね。

派遣先に問題があっても、イラストで何とかできる。イラストがダメになっても、派遣先がある。2か所から収入を得ているというのは、彼に取っての「大事な保険」という感覚なわけです

 

ぼくもこれを聞いて、「確かに今働いているウチの派遣事業所も小規模だしな・・」と考えてしまいました。他にできることが無いので、正社員として働いた方がぼくはいいんですけどね。

彼のように「やりたいことがある」と明確にできる事を持っているなら、リスク分散された働き方を見つけるのもありでしょう

 

派遣で働くという話に限ると

  • きっちり定時で帰りやすい
  • 嫌になったら職場を変えやすい
  • 人間関係が正社員より浅い付き合いで済む

こういうところがメリットなので、掛け持ちしたい人には向いています。「正社員だけでやっていくぞ!」という方には関係ない話でしたが、こういう生き方もあるんだなと勉強になりました。

 

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