フリーターが少なく正社員が多めで回している仕事の代表格は「営業職」です。
販売、飲食、介護などのサービス業はある程度の時間シフトを組めば回るので、正社員ではなくバイトで賄えるんですね。
それに比べて営業は、「決まった時間を働けばいい」という業種ではありません。
自社商品を売れなければ、売る為の改善をしていかねばなりませんし、日々ノルマに追われて企画などを作り続けることもあるでしょう。
営業職は厳しいと言われる所以ですね。
それでも「営業仕事」について話すのは、フリーターの現状から正社員を目指すに当たって参入しやすい業種だからです。
僕には営業マンの友人がいますが、彼曰く「営業は馬鹿でも入れる業種」とのこと。さすがにバカでは務まらないですがw
彼が言いたいのは「営業は離職率も高く、ノルマも厳しいのになぜ入って来る人は後を絶たないのか」ということでした。
こう聞くと、営業は真っ先に正社員希望から外したくなりますが、実はそうでもない事をお話しておきます。友人の体験談を交えて解説します。
営業には「個人」か「企業や法人団体」の2パターンの相手がいる
友人に聞くまで営業の種類も知らなかった僕ですが、営業先次第によって働き方が変わるようでした。
家とか車とか保険とか、対個人向けに勧める営業がありますが、これをイメージする人は多いですよね。
生活に密接にかかわるので、身近な営業職という認識は強いです。
逆に企業や法人相手になると、イメージが浮かびにくい。自社製品を取り入れてもらったり、会社同士の付き合いとして購入してもらう営業パターンです。
どちらもノルマがありますし、売れなければ成績に反映されないので厳しいですが、特に個人相手だと中々売れないというループにハマる事もしばしばだそうです。
というのも、家はもちろん車は高価で簡単には決められない。
家一軒を買おうと思ったら、1ヵ月で決められない人なんかいくらでもいるのです。
友人も家を売る営業マンでしたが、1ヵ月頑張って1件も成約しないこともしばしばあったとのこと。
じゃあ給料が無いのかと言うとそうでもありません。
基本給が8万と決まっていて、そこに売れた分だけ上乗せされるそうで、1件売れたら15万など売り上げに応じて決まっているそうです。
そう考えると1件売れば、月収23万と決して少なくはないですからね。
ただ、売れないと精神的に参ってしまうので厳しいと言われるのです。
企業や法人相手も同じですが、違いがあるとすれば少しだけ個人より営業マンに優しいと言うことでしょう。
個人相手だと、営業職の辛さがわかってもらえない。時には「稼いでる会社なんだから安くしてもいいだろう!」とお客さんにブチ切れられるとも言います。
これが企業、法人ならお互いの立場をある程度は理解できているので、対人として仕事をする意味ではやりやすい面も浮かびます。
「営業するなら法人担当」と言われますが、こういう裏話があるからなのです。
30代フリーターに取って、営業職は採用されやすい正社員職務
30代からの正社員転職についてですが、この友人も32歳で営業に飛び込んで正規雇用の座を獲得しました。
適性があるかを見極める基準で、3ヵ月以内に決められたノルマをこなすという条件で入社。見事に売れたので、即正社員でした。
彼は、入社したての頃は先輩のバックアップをしたりと、ある程度は売りやすい環境も整えてもらえたらしいです。
入社したての彼は、正社員になるなら営業は簡単だと言っていました。
また転職市場に置いて、20代に比べて30代は若くないとの声もありますが、営業職においてはむしろ逆なのだとか。
求人誌などを見ていれば分かりますが、むしろ40代でも採用を決めている企業もあるくらいです。
というのも、年齢を重ねるほど有利な仕事ではあるんですね。
想像して頂くとわかりますが、20代のペーペーが家を売るために営業してきても「知識は大丈夫か?」と心配になるでしょう。
車を買うにも、権限が弱くて値引き率が悪そうといった印象を持たれやすい。
そういった問題には年齢を重ねておく事で解決できるなど、印象操作に役立つのです。
「30代からの正社員は無理」と思うなら、いっそのこと営業に身を転じるのもありなのです。
僕の友人もフリーター生活が長かったのですが、今では営業でぼちぼち稼ぐセールスを記録できるようになり、時々ですがメシを奢ってくれる良い奴です(笑)
営業職に関心を持った方向けの転職サイト
書いてきたようにフリーターから、しかも30代からでも正社員への道が開かれやすいのが営業の特徴でもあると述べました。
実際に一件売れたらそれなりの金額が給与加算されるので、人生一発逆転を狙って入る方も多くいます。
フリーターと言っても、販売接客でお客さんに好印象を持たれたり、気持ちよく人に物を勧めて来れた方もいると思います。
友人もそういったタイプで、フリーター時代のアルバイトを経験にやっています。ぜひ狙ってみるのも手かと思いますよ。
営業に適した求人サイトをお勧めしておくと、リクナビはまず手をつけたいところ。
圧倒的な大手求人であるため、色んな営業から仕事を選ぶ事が出来る事実をまずは知るとよいでしょう。
なるべく好きな物を売った方が知識量で勝りますし、何よりやりがいも感じやすい。
最大手リクナビを紹介していますが、求人の多いところからチェックする事をお勧めしておきます。
営業職をチェックするならリクナビNEXT
派遣営業マン厳選!おすすめ求人&エージェント

派遣&転職エージェント選びのポイントは、登録して実際に話を聞きつつ比較することです。
各求人会社によって、時給に差があることはこちらで解説させていただきました。 給料・時給は仕事でのモチベーションとなるため、できるだけ比較して好待遇の条件を選ぶことが重要です。
そのため派遣営業マンとして実際に働くぼくが、同業としてオススメ派遣サイトを選んでおります。
-
リクナビネクスト【未経験者にも強い】
未経験者からでも採用されやすいため求人サイト利用者の8割に利用されているリクルート系列の総本山。
フリーターはもちろん、現役の正社員向けに網羅された非公開求人は登録することで全て見ることが可能です。
ぼくの派遣事業所に来られるスタッフさんのアンケート結果でも良く使っていた求人サイト№1でした。
登録と同時にリクナビ系列のアカウント取得になるため、グッドポイント診断(登録必須)も使えるようになってオトク。派遣以外の通常求人でも就活する予定なら外せないですね。
リクナビに登録する -
DODA【相談しながら仕事を探せる】
キャリアコンサルタントさんのレベルが高いDODAのサポートが非常に良いです。
成長企業の筆頭格であり、コンサルタントさんがしっかり教育されているため就職しやすいですね。
もし転職に悩む30代の方であれば登録で見れる非公開案件だけでも聞きにいかれると違います。 資格・スキルがある方はもちろんフリーターでも、バイトを職歴として見てくれるため充実感は得やすいのでオススメです。
DODAに登録する -
リクルートエージェント【職歴はあるけど活かし方がわからない方向け】
リクナビネクストのエージェント版というポジションです。上記2社と同じように、実際にお世話になりました。
取り扱う求人は少なくなりますが、現職場(ハケン事業所)への求人紹介はここで見つけています。無職だったのですが、経歴なども一緒に作成してもらい感謝感謝。
上記2社の求人に納得できなければ、抑えとして利用されることをオススメします
リクルートエージェントに登録する
知名度のある会社ほど、企業側も予算を組んで出してくれるので使わない手は無いです。
スキルや資格を条件に紹介してくれるところもあれば、相談して人柄を見てくれるところなど様々。そのため、まずは登録しないと分からないことも多いです。
まずは登録して見られる非公開求人をチェックして、そこから進むと意外と早く仕事が決まるのでまずは行動を起こして良い転職を決めちゃいましょう。