「若い女性は、華があるから採用されやすくていいな」と思っていた時期があるんですよ。イメージですけど。
でも必ずしもそうとは言えないできごとがありました。今日から、派遣のルート営業に回るようになったんですが、その際に知ることになりまして。
ちなみにルート営業とは、すでに関係ができている企業へ出向いて、困ったことがないかフォローをしたり、新しく欲しい人材についてヒアリングすることです。
もう3年くらい取引している企業さんとのことで、新入りのぼくが新しく欲しい人材を聞いてくるよう命じられて行ってきたわけです。
なんでもそうですが、新人はハードルの低いことから任されますよね。
そこで気になったのが、「20代と30代の女性はどちらが就職に有利か?」という話です。
30代の方が就職に有利なパターンってあるんだなとしみじみ思いました。
企業側が感じている20代女性への不安
新しい人材の要望を伺ってきたのですが、事務職の女性を求める企業さんだったんですね。
そして、どんな人材を求めていたかというと「30代の女性」だったんです。
20代ではなく、具体的に「30歳以上の女性」と言われたんですよね。
「なにか意味があるのかな?」と思って聞いてたら、次のようなことを言われました。
「20代の女の子は、ウチは取らないようにしている。社内恋愛がダメとは言わないけれど、20代の子が入ると男性社員もソワソワするから」
これは、ハローワークなら労働法に引っかかるのでアウトな話なのですが、派遣会社での話になるため問題にならないようです。
企業側の欲しい人材を、派遣会社が紹介するわけですからね。
「恋愛でソワソワ」というのは、リアルだなと思ったんですが、実際に社内恋愛に発展するケースが多いようです。
と言いつつ、この担当の方も、社内恋愛で結婚されたらしいのですがw
せっかく採用した人材が、社内恋愛でギクシャクしない配慮を最初の段階で作っているというのは初めて知りました。
もともと雇用の現場が平等とは思っていませんでしたが、なんだかウラが見えるようで不思議な感覚です。
と言っても、この会社は特殊なように思いました。社員さんのほとんどが、20代の若手男性で成り立っているため年配の方はそんなにいないようです。
確かに、社内恋愛→結婚フラグが立ちやすいパターンの会社。そりゃ・・ソワソワしちゃいますよw
30代女性が有利になるケース
ぼくは男性として就活ブログをやっているわけですが、女性は女性で大変だなと思うわけです。
少なくとも、若さで不利になっているというのは想像できなかったので。
あとは、30代女性の方が良い理由を、この担当者さんは教えてくれました。
- 結婚している場合、家計の足しにするという切迫感があるから頑張る
- 20代独特のキャピキャピ感が抜けて、仕事に集中してくれる
こういう点だそうです。なるほど・・という感じですね。
子育てが落ち着いたり、主婦として家にいることが退屈に思える人は、仕事の現場に入ると勢いがあるとも言っておられました。
企業さんにもよると思いますが、男性に限らず30代女性も十分に活躍の舞台はあるということです。
ハロワでの注意点
今回の話を聞いて、派遣はこういうウラの口裏合わせが可能ということはお話した通りです。
そこで、気をつけて欲しいのはハローワーク。ハロワは、公にこういった要望は出せないということです。
「30代限定」とは言えませんから、求人を出す以上は応募があればすべての希望者と会うことになります。こうなると出来レースみたいで面倒ですよね。
「20代しか採用しない」とか「30代に限定して」とあらかじめ言ってくれたら、動き損にならないのですが・・。
あからさまに若い人しかいない職場、年配の方しかいない職場は理由があると思っておくといいです。
ハローワークの職員さんも、そこまできっちりチェックできないですからね。
まあ、落とされる人の傾向でハロワ側も気がつくかもしれませんが、法的にはきわどい感じです。
僕も今になって思えば、最初から落とされる面接を受けていたような思いでもあります。まあ、真相は闇の中ですがw
こういったウラ事情が、派遣会社なら伝えてもらえるので楽です。
最初から、「どういう人材が受かるのか」「採用されるのか」を、派遣アドバイザーが目の前で教えてくれるわけです。(教わった履歴書の書き方)
派遣で求人案内される案件は、「自分は採用の見込みがあるんだな」と思って自信たっぷりに面接するといいですよ。
ふるいにかけられるという意味では、ネットでの求人を使うのも便利です。経歴などを見せて、オッケーもアウトも一発でわかりますから。
総合的にメリット・デメリットを考えて就活されることをおすすめします。
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