フリーター時代は、給料が安すぎて生活に不安があったので、副業をする事がありました。といっても、バリバリにフリーターとして勤めていた時は、本当に片手間だったので副業というレベルで語るには苦しいのですが。

まだ正社員になる勇気がなかったり、これからもフリーターを続けたい人もいると思うんですよね。そこで僕のやっていた副業をご紹介しておこうと思いました。

主にやっていたのは2つの仕事。どちらも似た様なものですが「転売」と「せどり」をやっていました。人生を立て直したい気持ちで熱意を入れていたので、そこそこ知識はつけました。

興味のある方は、ビジネス雑誌などで「サラリーマンが仕事の合間に稼ぐ方法」という特集ページなどで読んだ事があるかもしれません。副業体験談として、参考にしてみてくださいませ。

フリーターが簡単にはじめられる副業「転売」「せどり」とは?

「転売」と「せどり」をやっていたと書きましたが、簡単にいうと安く買ってきた物を高く売るという行為をしていました。

すごくシンプルな仕事なのですが、ヤフオクに自分が買ってきた物を流せばいいだけです。アマゾンなどから安く購入したり、近所の家電屋でこどものおもちゃなど品薄商品を仕入れるわけです。

「テンバイヤー」と言われ世間からは嫌われていたんですが、生活費を稼ぐためにやっていました。安く買って高く売るので、差額が出ただけ利益です。

ただ、何でも売れるわけでは無くプレミア価値がつくような物を狙わないと儲かりません

たとえばCDの初回限定版でジャニーズ系などは売れるんですよ。後から人気した時に、買えなかった人がお金を出してでも手に入れたいって感じで。

 

「せどり」も似ています。これはブックオフを中心に、中古本を買い込んできてアマゾンのマーケットプレイスに流すわけです。

ブックオフに行って、安くなった商品をかごに大量にいれるんですが、そこからアマゾンで高価格が付くかを調べます。スマホなどのツールは必須なのですが。

どちらも、安く買って高く売るので目利きは必要です。これらが僕の副業の実態でした。しかし、そう上手く稼げるわけではない話もしておきましょう。

フリーターでも正社員でも、専業一本化の方が楽ではある

長くは続けられませんでした。

もともと、休みの日に「仕入れよう」というタイミングが合わないと身体がしんどくて出来ません。フリーターとはいえ、本業がアルバイトなので売れるかわからない物を仕入れに行くのもしんどいです。

たとえ高価格になると予想される物が発売されても、その日に仕事があったりするとアマゾンの予約に間に合わなかったりしますから。転売業も、そこそこ神経を使うので大変でした。

せどりも同じです。中古本もいつブックオフの店頭に並ぶかわからないので、毎日ニートで通える人には負けてしまいます。バイト帰りに、ふらっと寄って売れそうなものを調べるみたいなやり方ですね。

こう考えると、ずっと専業で一本化できるほうがずっと楽です。

僕は趣味を兼ねていたので出来た事でもありました。たとえば、3DSが発売した時に1台で数千円の利益を出そうと入荷しています。

しかし、売れなかったらヤバいので最悪は自分用で遊べる物だけに手を出したという感じです。ゲームは好きで、ずっと遊んでいられるので。

中古本も同じです。あまりにも高額な本を買うと、売れなかった時に在庫になるだけですのであえて1000円以下とルールを決めて買います。数千円出して手に入れても、リターンがなければきついのでw

こう考えると、売り抜けるタイミングとかが必要になるので、専業の方が圧倒的に楽だろうとは思います。在庫を抱えたらリスクがハンパ無いので怖くて大量仕入れは副業ではできないのです。

継続する事が負担にならなければ副業化してしまう

僕が継続できなかったのは、単純に店を回るのがしんどくなったからです。たとえば、「ブックオフに立ち寄って商品がなければ立ち読みできるので問題ない」と考えられたらそれは適合者の証。

ぼくは、立ち寄って良い商品が無かったら、「わざわざ来るんじゃなかった」とウツになっていたので向きませんでした。これは性格的な影響もありますね。

完全にお金の為に割り切れたらいいのですが、お金の為にやっているからこそ、戦利品が出ないとストレスになったのです。僕は漫画よりゲーム派なので、立ち読みもそこそこで飽きるので向きませんでした。

また、転売も売れるまでのストレスがきつかった。売れなければ、自分の懐から出した資金が痛むのです。売れなくても問題ないレベルで仕入れても、やはり損するかもしれないと思うとツライ。

このように、精神的な面や継続できるかどうかで副業は選ぶべきだと思います。副業は、楽しめた瞬間から苦悩じゃなくなるので、とりあえずやってみる精神は大事ですね。

ハードな転売屋がやっていた、良心の痛むウラ取引を暴露

ちょっと品の無い話ですが、転売屋たちの最大の目標は女性になることでした。意味がわかる人、さすがですw

女性のフリをしてパンツを売って稼ぐ猛者もいました。仕入れはパンツ代のみ。あとは、母親に履いてもらってそれを売ると聞きました。

僕は良心が痛むので無理でしたが、それを買って喜ぶ男性もいるというヤフオクの闇はすごいですw

訴えられるので真似はしないほうが身のためだと忠告して終わろうと思います。