バカな人間に「30歳までに就職しないとヤバい」と言われた経験のある人はいませんか?

騙されちゃだめですよ。相手はバカなんですからw

 

はじめまして。サイト運営者の”タヌキ”と申します。僕は現在37歳で、正社員として介護職員をしています。

今の職場に入ったのは35歳の時で、それまでフリーターをしていました。(ダイジェスト版の説明はこちら→→→30代就活の道)

 

若い頃は引きこもりやプー太郎(ニート)でした。そんな経歴のためフラフラとフリーター生活も長く、今の仕事に就くまでは時間をかけています。

周りからは「30歳を過ぎたら正社員は厳しい」という圧力も受けていたり・・。

 

でも、僕からすればそういう発言をする人は酷いとしか思えません。引きこもりも、ニートもほとんど経験してない奴に何がわかるんだ??と。

何も知らない人間がニート・フリーターの転職事情を語るな」と胸に秘めて生きていました。

 

そこで僕は、37歳での正規雇用に辿りつくまでの実体験と共に、就活応援サイトを立ち上げようと決めました。

ひきこもり・ニート・フリーターの人が少しでも安定した仕事・働き方を見つけられるサポート就労体験談を知る事ができるように書いていきます。

 

また、僕は社会にバカにされてきました。世の中、何でも正社員が正義みたいな風潮と闘ってきた自負もあります。

“僕たち”と一緒にしていいのかわかりませんが、少しでもひきこもり・ニート・フリーターの代弁者としても語りたいと思います

ひきこもり・ニート・フリーター男が正社員になるまで

初めて来訪された方に向けて、ひきこもりから正社員になるまでの経歴を軽くご紹介します。

僕は不登校生でもありました。”ニートは社会不適合者”と言われる事も多いのですが、子供の頃から傾向的に社会と上手く付き合えないところがありました

 

不登校の親からすると、僕みたいな子供の存在はしんどいでしょうね。親や家族にもだいぶ迷惑をかけたのは言うまでもありません。

ここでは膨大な文字量になるのでまだ書きませんが、不採用通知や不採用の電話でかなり周りは心配していたのを覚えています(汗)

 

【ひきこもり時代】高校進学で不登校。そのまま3年家で過ごす(16~18歳)

僕が不登校から高校中退して引きこもったキッカケと理由

高校に進学して、クラスの雰囲気に馴染めず不登校に。

そのまま生活リズムが大きく崩れ、あっという間に昼夜逆転。朝と昼が逆転した事で、学校に行く事に支障が出る。

 

日中起きられず結果的に家にこもる。改善の余地がないまま引きこもりに。

ひとまず家事手伝いのような事をするも、ほとんど何もせずに家に引きこもって3年が過ぎる。

高校への出席は、わずか数日で終わり1年で中退することに。中卒という焦りは無かった。

 

【ニート時代】外に出られるようになるも、6年無職で過ごす(19~25歳)

6年間のニート日常生活を公開★リアル元ニートのヒマ潰し方法!

「引きこもりとニートの差はなにか」と言われると難しいが、引きこもり時代は家からほとんど外出していない生活。

同い年の学生たちと外で会うのが怖く、屋内での生活を余儀なくされた。「外に出ろ」という親からのプレッシャーもあったが無視した。

 

しかし、高校時代の3年を過ぎると同級生も卒業しているので気になる度合いが減る。

それにより外に出られる時間が増え、ブックオフで立ち読みしたり、ゲームセンターに行ってみるようになる。

 

川や海で釣りをしたり、本格的なニートに進化(?)した。

この時点で学歴は”中卒”で、特に資格・技術などのスキルも持っていない。サラリーマン家庭なので、家業を手伝うなどの選択肢もない。

ただただ、毎日のように空白期間ができていく生活を送っていた

 

いつでも遊べるように見えてこの頃がいちばん辛かった。

「死にたい」「消えたい」「この世からいなくなりたい」など思考もネガティブ。ニートといっても、大半の人はこのような辛い思いを抱えている気がする。

ネットなどで「ニートはゴミ」などの文字を見ると落ち込んだ。また、ニート期間中に通信制高校に通い、高卒の資格だけは手に入れた

在宅でレポートを作り、学校に提出するスタイルなので卒業は簡単だった。

 

【フリーター時代】バイトを転々。失敗と成功の繰り返し10年。(25~35歳)

実は今の仕事に就労する以前に、一度だけ就職を決めている

といっても1カ月で辞めたので、実際には経歴として語るレベルではないのだけど。

 

通信学校も仕事のあっせんに力を入れていて、それなりに真面目にレポートを提出する僕は就職に繋いで貰えていた。初勤務の仕事からまとめて語っておく。

 

①【スーパーの社員】劣悪なパワハラ環境。クソ上司は消えればいい(1か月の就労 25歳~)

初就労はクソ上司が原因で1ヵ月で離職。スーパー正社員スタッフ

初勤務はスーパーだった。しかし、重労働と過酷なパワハラ環境ですぐに辞めている。しかも、これが原因で再びニート生活に戻る引き金に。

人間性に疑問の出る上司で、仕事が少しできるくらいで年上の先輩社員でも「うんこ」呼ばわりしていた。

 

飲み会になると、酒の力で下劣さも際立つ。部下たちに何もかも準備させ、仕事のできない人間をバカにするという最悪の上司だった。

それでも周りに認められて出世していたのは、異例のスピード出世をする実力があったから。最年少チーフらしい。

人間としてクズでも、仕事ができれば問題なく出世できたこの会社そのものが僕からみればゴミだった。こういった事が影響して、ニートに逆戻り。

面接を受ける事すら怖くなり、しばらくニート生活を送った。

 

②【工場バイト】ニートからでも雇ってもらえた(2年就労27歳~) 

ニートから【工場アルバイト】へ就職!ハローワークと面接とコミュ障なぼく

この頃になると復帰してハローワークに通う。しかし人と顔を合わせて仕事をすると、前職のようなパワハラが待っていると思い不安があった。

仕方が無いので、1人で黙々と作業ができそうな工場バイトを選ぶ事にした

はじめて続けられる仕事となり、お金も毎月もらえるのでしばらくは満足。

しかし、段々慣れてくると単調な仕事を面倒に思うようになる。全く人と話もしない工場生活は、結局2年で辞めた。

 

③派遣会社ならニート・フリーターも歓迎されると学習(1年就労 29歳~)

フリーターの仕事探しはつらいよ!ハロワを諦め派遣会社の道へ

何年も働く事を想像すると「しんどい」と思うようになり、ステップアップとして派遣を選んだ。

意外な事に、ハローワークで連敗続きして面接も受けられなかったのに派遣に変えた途端いろいろと受けさせてもらえるようになった

 

データ入力をしていたが、工場と違いずっと座っていられる事はメリットに。

机も私物を置いていいので、お菓子や好きなフィギュアを持参して休憩時間を楽しんだ。(僕はオタクなので癒し効果がフィギュア)

派遣社員なので、時間もきっちり働けたが、雇用期間が1年だったのであっけなく終了。派遣会社は時間がきっちりしていたので、この時に親からお金を借りて運転免許も取っておいた。

 

④フリーター生活に、女の潤いを求めファミレスでバイト(30歳~就労2年)

三十路フリーターの僕がファミレス転職した理由「彼女が欲しい」。

三十路フリーターになり、「彼女のいない人生」につまらなさを感じるようになった。「小遣い稼ぎ」として働くという目的より、華やかな世界に憧れた。

ずっと孤独に生きてきたので、出会いなども無かった。そこで選んだのはファミレスだ。

 

正社員は募集しておらず、最初はバイトからの契約。

最短2年で独立開業まで進めるという案件だったが、独立より女性が多そうなので応募した。ファミレスの良いところは女子学生のアルバイトが多いところ。女好きな人はアリな選択だ。

 

しかし2年経つ頃には、学生バイトの入れ替わりの激しさが目につくようになる。卒業したり、学業に専念したいなど理由は様々。

僕も学生が頑張っているのを見ると、このままフリーターを続けていては・・と心配になった。

2年経って正社員として採用してくれる気配も無かったので、本格的に就活で正社員を決めようと転職活動をはじめた。

 

ここでニート・フリーターでも正規雇用されやすいと友人から聞いていた介護の世界を知る事になる。

短期で受かる、ヘルパー2級受講をして資格を取得した。数万円を払ったが、僕にとっての最低限のスキル獲得になる。

 

⑤バイトでも短期で実績になるのがフリーターの強み(就労1年。33歳~34歳)

「フリーターのバイト経験は職歴にならない」というウソ

介護職を希望していたら、色んな所から求人が出ていると判明。とにかく正社員募集に応募していった。しかし、採用はしてもらえる話になれど、アルバイトやパートの扱いから。

確かに仕事が溢れている介護業界だが、ヘルパー2級などでは資格としては最低限の会員証みたいなもの。正社員になるには「経験」が必要だった

僕もこれから介護業界に関わるつもりだったので、ここはひとつバイトでも経験と実績を作ろうと思い雇ってもらう事を決意。

 

施設長も、バイトも実績になると言っていた。実際に人手が足りない世界は、雇用形態も関係なく実績加算。フリーターもここは強みのようだ。

特別養護老人ホームに入ったが、なかなか仕事が厳しかった。夜勤などを含めて出勤時間がシフトでコロコロ変わる。結局1年という期間で、身体を壊して辞めてしまった。

ただ、ここで働いた事で、次の仕事に生きる経験となった。

 

⑥ニート・フリーターを経て正社員に。介護職員に昇格。35歳~

いえ~い!ニートやフリーター馬鹿にしてた奴みてる?30代で正社員よゆーでしたw

体調を立て直して、再び介護業界に向かう事を決めた。介護は一度辞めているが、嫌な印象は無い。

お年寄りとも仲良くできるので、今度は勤務時間にムラの無いデイサービス型介護施設で働く事を決めた

 

事業が立ち上がったばかりで、まだまだ新しいところなのだけど1年でも仕事をしておいた事が地味に効いた。面接では受かるテクニックを駆使し、まずは3ヵ月試用期間の契約。

ここから正社員に結び付ける事ができた

 

⑦体を壊して介護を辞める。人材派遣会社の営業&アドバイザー 38歳~

非正規で将来不安だけど38歳で再就職へ!【受かった理由3つ

介護をやっていたが、身体を壊して辞めてしまう。肉体的に、あまり強い方ではないので、無理が生じた。

そのため、転職活動を再開したが、リクルートエージェントで相談した結果、転職経験を活かして人材派遣の営業やアドバイザーを勧められる

じぶんに務まるわけがないと思ったが、プッシュされて入社が決まった。意外なところで、じぶんの経験は生きると知った。

 

長くなったが、これが僕のしごと経歴になる。人生はいろいろだ。

 

30歳どころか35歳からでも普通に転職できますが何か?

このように、僕はひきこもり・ニート・フリーター・転職などを含めて色々と人生の遠回りをしています。

しかし世間的に言われる「30歳を超えたら就職は厳しい」といった影響は受けていないとも言えます

 

というのも、周りが「ニート・フリーターを陥れたい」という意図が見え見えでムカついてるんですよ。むしろ30代の転職なんてザラにあるんですね。

もちろん、ぼくも仕事を見つけるには何度も不採用を経験していますが、それが年齢によるものだとも思っていません。

僕みたいなニート・フリーター期間の長い人でも”就活くらいはなんとかなる”という事を知って頂ければ嬉しいです。だから僕は声を大にして言います。

「ニートは30歳を過ぎると仕事が無くなるとか言っている人は本物のバカだぞ」ってね(笑)

 

このように30代からでも余裕で就職できるので、ぼくが実際に使った就活サイトを参考に行動してみることをおすすめします。

全然今からの就活でも遅くないんですよ。行動しようと思った時が、いちばん若いことに変わりはありませんから

僕も実際に使いました⇒⇒⇒おすすめ30代就活サイト