派遣会社からの電話がウザい

正社員ありきじゃない連絡は要らない

派遣会社に登録したけれど、うっとうしい思いをされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

派遣も人材確保が必要なため、登録者に電話することは多々あります。

ぼくも派遣事業所に就職して何度も電話をかけてきました。ただ冒頭で述べたように、電話そのものを「ウザい」と思っている方がいるのも事実。

 

電話をかけにくいなーと思いつつ、仕事なのでかけているわけですが・・・(汗)

そこで今回は、派遣会社からの電話をもらうにしても「欲しい仕事の連絡」だけもらう方法をまとめておきます。

対策として「今後の連絡は不要です」と伝えればいいというお話もしましたが、まだ仕事が決まっていない段階の方の参考となれば幸いです。

(関連記事:派遣からの電話が不要な時の対処法)

なぜ「どうでもいい仕事」を紹介されるのか?

「派遣からくる電話の仕事はどうでもいい仕事ばかり」と思っている方がいるかもしれませんが、かなり誤解されています。

派遣事業なので、仕事の数はかなり多く保有してるんですよ。ただ、「その人にあった仕事や職場までは細かくわからない」のでまんべんなく紹介していることが多いです。

 

登録に来られた段階で、希望の職種や雇用形態をヒアリングされていると思いますが、それだけでは分からないですよね。

どんぴしゃで「正社員で販売系」というならまだしも、「給料は○○万円以上」とか「勤務地は遠くない方が良い」といった話を重視すると紹介される仕事もぶれてしまいます。

 

ぼくも派遣事業で営業をしつつ、アドバイザーから「紹介できそうな仕事が無いか」と聞かれても当たり障りのない仕事を伝える事しかできないことも多いので。

それが結果的に「どうでもいい仕事」を登録スタッフさんに伝えてしまっている現状がなきにしもあらずということです。

しかし、この問題はすぐ解決できるんですよ。

 

派遣から「希望する仕事の連絡」だけもらう方法

先ほどの話と被りますが、希望する仕事だけをもらうなら「しっかり伝えておく」ことです。

給料や勤務場所は重要ですが、雇用形態の希望や業種はなるべく具体的に伝えましょう

 

ニートやフリーターの方に多いのですが、「とりあえずどんな仕事があるのか教えて欲しい」といった話だと紹介できる仕事も幅が広がります。

色んな紹介を受けたい方ならいいのですが、色んな仕事でもデスクワークなど座り仕事か販売など立ち仕事などで変わってきますよね?

 

こういう時に、僅かながらでも座って働きたいと思うなら伝えておくことです。

遠慮して「強く希望するわけじゃないので言わない」と考えてしまうと、デスクワークの選択肢そのものが伝わらないんですよ。

少なくとも以下3つを伝えておくと、大きくズレた紹介は避けられるようになります。

 

職種・業種

電話が掛かってきて「興味の無い仕事」を紹介されるほど萎えるものはありません。

ぼくも派遣にお世話になっていた頃、これで断ってきたことが多いので(汗)

 

そうならないためにも、少しでもいいので職種は絞るべき。

今まで経験した仕事に似ている物がよければ伝えておく。ニートなどで経験がなくても、これはイヤという仕事は避けるという意味です。

 

「○○な仕事はイヤ」というのは抵抗があるかもしれませんが、別に相手企業の方にいうわけではありません。

あくまで希望なので、伝えられる範囲は言っておくべきです。

 

雇用形態

正社員(いずれ昇格も含む)か非正規雇用かは伝えましょう。

「正社員に絶対にならないといけない」のに、非正規の話ばかりだと断るだけになりますから。

 

逆に正社員に自信が無いのに、正社員が良いと勧められてもミスマッチが続くだけ。雇用形態は、しっかり伝えておきましょう。

希望が無ければどっちでもいいのですが、希望する職種によってはどちらかに偏っていることも多いです。

 

「あまり伝えても意味が無いかな」と思った時ほど、まずは伝えてみると良いですよ

 

「希望からそれた仕事の紹介」を受けるかどうか

また希望をお聞きした仕事内容とズレがあっても、派遣会社から推薦したい仕事もあります。

派遣営業をやっているとわかるんですが、いつどういうタイミングで新しい仕事が入ってくるかわからないんですね。

 

企業さんが「ウチの求人も扱って欲しい」と言ってくると紹介するようになるためです。

そういう時に、派遣会社独自の判断で紹介していることもあります。新しく来た人よりは、すでにヒアリングしてある登録者の方を優先したいですからね。

 

こういった話をチャンスととらえ受けるのか「そういうのは要らない」と思うかです。

個々の判断になりますが、希望以外の仕事の誘いを受けてもいいかは伝えておくといいです。個人的には、お宝求人もあるので電話は受けた方が良いと思うんですけどね(汗)

 

結論 希望を伝えられるところは全部伝えておけ

派遣営業をやっていると、登録に来られた方がどういう仕事を求めているかわからないことが多々あります。

面談で書いてもらった希望・要望シートなど、雑に書かれてる方ほど難しい・・。

 

野球でたとえるなら、野手をやりたいのか投手をやりたいのかすらわからない人がいるイメージです。

多くの方は、「あまり要望を出し過ぎるとワガママに見えるかも」と遠慮して書かないケースもあると思いますが・・。

 

派遣では逆にワガママに要求した方が、仕事は早く見つかる事もあるんですよ。そういう場所ですからねw

求人サービスなので、「その要望はムリだな」と思えば最初の段階で伝えてくれますからね。言うだけならタダなので言うべきです。

後から不要な連絡を減らす意味でも、伝えられる範囲で伝えてみて下さいませ。

(関連記事:派遣会社からの電話連絡トラブル)

派遣営業マン厳選!おすすめ求人&エージェント





派遣&転職エージェント選びのポイントは、登録して実際に話を聞きつつ比較することです。

各求人会社によって、時給に差があることはこちらで解説させていただきました。 給料・時給は仕事でのモチベーションとなるため、できるだけ比較して好待遇の条件を選ぶことが重要です。

そのため派遣営業マンとして実際に働くぼくが、同業としてオススメ派遣サイトを選んでおります。
  • リクナビネクスト【未経験者にも強い】




    未経験者からでも採用されやすいため求人サイト利用者の8割に利用されているリクルート系列の総本山。

    フリーターはもちろん、現役の正社員向けに網羅された非公開求人は登録することで全て見ることが可能です。

    ぼくの派遣事業所に来られるスタッフさんのアンケート結果でも良く使っていた求人サイト№1でした。

    登録と同時にリクナビ系列のアカウント取得になるため、グッドポイント診断(登録必須) も使えるようになってオトク。派遣以外の通常求人でも就活する予定なら外せないですね。

    リクナビに登録する
  • DODA【相談しながら仕事を探せる】




    キャリアコンサルタントさんのレベルが高いDODAのサポートが非常に良いです。

    成長企業の筆頭格であり、コンサルタントさんがしっかり教育されているため就職しやすいですね。

    もし転職に悩む30代の方であれば登録で見れる非公開案件だけでも聞きにいかれると違います。 資格・スキルがある方はもちろんフリーターでも、バイトを職歴として見てくれるため充実感は得やすいのでオススメです。

    DODAに登録する
  • リクルートエージェント【職歴はあるけど活かし方がわからない方向け】




    リクナビネクストのエージェント版というポジションです。上記2社と同じように、実際にお世話になりました。

    取り扱う求人は少なくなりますが、現職場(ハケン事業所)への求人紹介はここで見つけています。無職だったのですが、経歴なども一緒に作成してもらい感謝感謝。

    上記2社の求人に納得できなければ、抑えとして利用されることをオススメします

    リクルートエージェントに登録する
派遣営業をしていると分かるのですが、やはり大手であるDODAやリクナビのポジションになると条件交渉で優位に立てます。

知名度のある会社ほど、企業側も予算を組んで出してくれるので使わない手は無いです。

スキルや資格を条件に紹介してくれるところもあれば、相談して人柄を見てくれるところなど様々。そのため、まずは登録しないと分からないことも多いです。

まずは登録して見られる非公開求人をチェックして、そこから進むと意外と早く仕事が決まるのでまずは行動を起こして良い転職を決めちゃいましょう。