残業クレームの無い業界」について書かせていただきましたが、「残業の無い会社」の探し方について触れておきます。みなさんもよく見ている、求人票にヒントは書かれてあります。

 

それは、「残業についての記載がしっかり書かれてあるかどうか」ということ。もちろん、求人票には「残業月○○時間程度」などと書かれていることもありますよね。

これらをより掘り下げ、読み取る力をつけることで残業の無い会社に就職できる確率もアップするのです

「求人票に書かれた残業時間」は、いちばん良い状態と考える癖をつけよ

求人票を見ていると、勤務時間〇時~〇時と書いていますよね。これに併せて、残業時間も書かれていると思います。

ハローワークなどで求職活動をされている方は、見たことがあるのではないでしょうか。これは、ネット求人なども同じで掲載されているのでまずはチェックすべきです。

 

ただし、表向きに掲載されている情報が必ずしも正しいとは限らないのは、ぼくも転職を繰り返す中で学んできました。

同時に、掲載されている情報というのは、いちばんその会社にとって都合のいい状態であることがほとんど。

履歴書をこちらの都合のいいように書く話と同じなのです。(都合の悪いことが書けない人のための、履歴書の書き方)

 

つまり、残業の無い会社に就職するためには、「インチキ残業情報」に引っかからないことが重要なのです。ポイントをまとめていますので、チェックしておきましょう。

 

① 「残業アリ」の記載があるなら、残業は覚悟せよ

当たり前ですが、率先して会社側が情報として「残業がある」と知らせているならば残業はあります

これは、前提としてウソが無いように企業が前もって知らせてくれるいい例。当たり前の事なのに、感謝してしまう例とも言えます。

 

残業時間も「月20時間」と仮に書かれていたならば、その時間は良いように書かれていると受け取りましょう。つまり、実質的にもう少し増えると踏んでおいた方が良いのです。

残業が無ければ、「残業が無い」と書いてしっかり良い人材を確保しにくるはずですからね。

 

こういった残業について触れておいてくれる企業なら、入社した後に違いがあっても「話が違う!」と辞めやすい状況も作れるので助かると言えば助かるのです。

辞めないに越したことはないのですけどね(笑)

 

② 目立つ位置に「残業なし」と書かれていると、残業は限りなく少ない

① の真逆になりますが、「残業なし」と全面的にアピールしている会社は、本当に残業が無いのか、あっても少ないということが言えます。

大事なのは、全面的にアピールしているという点。求人サイトなどで、応募タイトルにでかでかと「残業なし」と書かれているなら基本的に信用しても構いません。

 

言っていた話とまるで現実が違えば、せっかく雇ったスタッフも逃げていくわけですから。それだけ堂々と「残業の無さ」を誇れる会社は、まがいなりにも残業は少ないということです

ぼくの勤めている派遣事業所からも、求人依頼を出す際にはこの法則が当てはまっています。企業担当者も、「残業が無い」という事実を誇りに思っているからですね。

求人に目立つように書かれている「残業なし」は狙い目なので、ぜひチェックすべきでしょう。

 

リクナビネクストで検索すると、「残業なし」はこんなにある

試しに、リクナビで検索をかけてみるとよくわかります。キーワードによっては出てこないこともあるので、ここでは「残業」と入れてみます。

これにより、残業について言及している会社が多く掲載されていることが分かるんですね。述べてきたように、都合の悪いことを隠す会社が多い中、しっかり残業に触れているのは好感触なのです。

ハローワークより、残業についてしっかり記載されているので、応募式の求人を利用予定の方はリクナビを活用されるといいでしょう

 

登録はこちらから⇒リクナビNEXT

 

DODAで検索すると、「残業なし」にプラスしてアドバイスを受けられる

DODAも、リクナビ同様に豊富な求人数が目立ちますが、さらに必要に応じてエージェント制度を使うことも可能です。

アドバイザーさんに相談すれば、企業内部の様子をうかがえるわけですから、求人に書かれている残業の事実について聞きやすいのです。

 

ぼくたち派遣営業マンも、派遣スタッフに登録された方には、しっかり企業の残業情報などは流しますので。

リクナビNEXTDODAとどちらも大手の求人サイトなので、大々的に掲載されている「残業なし」に興味があれば利用することをオススメします

派遣営業マン厳選!おすすめ求人&エージェント





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