「副業が許される会社で働きたい」
数年前までは、「就職しているのに副業をするのは悪」という風潮でしたよね。しかしここ数年で、一気に副業を認める会社が増えてきました。最近もニュースになっています。
ぼく自身、人材派遣会社で営業をしているので一般の方よりはこの流れに敏感です。
実際に、派遣事業所に来られた方の中にも「副業ができる会社だといいんだけど」という声を聞きます。注目されていますよね。
取引先からも「ウチは副業OKで求人を出してもらっていいですよ」と言われるなど、時代の流れだなーとしみじみ。30代ブロガーだった自分も40歳になるわけです(苦笑)
そこで今回は、「ズバリ副業ができる会社・できない会社の探し方」をテーマに書いてみます。
非正規の方はもちろん、正規雇用になってからも副業できる会社の探し方を知りたい方はどうぞ。(ぼくも副業経験者です)
「副業禁止ルール」は法的な根拠が無い!?
派遣登録に来られる方の中には、「今勤めている会社は副業禁止で・・」と悩まれている方もいます。ただ、この副業禁止は法的に縛られる根拠にはならないんですね。
なぜなら、禁止している会社も一定の考えがあってルール決めしているだけだからです。法律ではありません。
- 会社の機密情報を使われては困る
- 副業で疲れてしまうと本業に支障が出る
一例ですが、こういった理由で副業を禁止されている会社が大半です。法的に縛ってくるというよりは、会社都合で・・と考えるのが自然。
「副業をしたから会社に訴えられる」など懸念されているなら、それは取り越し苦労です。実際、収入が少なければ1社で頑張っても生活が厳しいので。
ウチの派遣事業所にも、土日だけ単発バイトにやってくるスタッフさんもいますね。それだけ一般的には別に問題ないのが副業という話。
では、どんな会社なら副業ができるのか。探し方は3つあるので、見つけやすい方法でチャレンジされるといいですよ。
①「副業可」「Wワーク可」と表記されている求人を見つける
副業許可については、求人情報からチェックする事も可能です。ウチの派遣事業所も「副業可」や「Wワーク可能」といった求人で募集される企業さんもいます。
ネットなどで副業が認められている企業を調べるのもいいですが、現場で働いている身としては求人を見た方が早いと思いますね。
というのも、まだまだ大手企業が率先して副業を解禁しているだけで、小さな会社はどこが副業を認めているか分からないため。
「ニュースになるような大手に就職すること」がすでに転職のイメージにある方なら問題ありませんが、当ブログはニートやフリーター状態の人を考慮していますので。
求人でチェックするのがいいでしょう。
例えばリクナビNEXTやDODA
などはキーワードに「副業」で検索すると出てくるのですが・・。
実は、利用登録してチェックしないと非公開求人の中身が見れないので少ないのです。そのため、もし探すなら登録はしておきましょう。
②直接、問い合わせで聞いてみる
また、問い合わせで聞いてみるというのは重要です。電話でもメールでも「副業の許可」についてはすぐに答えてもらえる内容ですからね。
注意点としては「副業ありき」で応募する雰囲気を漂わせない事。まだ入社して働いてもいないのに、「副業をやろうと思っている」と言われると微妙ではありませんか?
言い方ひとつですが、「働きながらも仕事に行かせるスキルアップを実践的に詰みたい。そういった目的を持ったバイトなどは可能でしょうか?」と聞くなどです。
あくまで副業を「企業に活かすために使う」という名目で聞けばいいんです。そうすると、「この人材は高みを目指して頑張る人なんだな」と受け止められますから。
いきなり何も目的を言わず、ただお金のために副業と言われると会社側も「うーん」となりますからね。
実際、会社によっては研修で他業種を経験させるところもあるくらいです。最初は本業を頑張り、しっかり仕事を回せる様になったらなど条件交渉するのもいいですよ。
③人材会社に聞いてみる
ちなみに、こういった副業の許可については人材会社を通すのが早いです。ハロワや求人サイトで質問して伺う時は、その企業で絶対に働きたい時の話。
「副業を前提に」という事で仕事を探すなら、人材会社でアドバイザーやコンサルタントを通して質問しておくといいですよ。
相手企業に質問するわけでも無ければ、こちらが副業を希望していることが伝わる訳でもありません。
「あらかじめ副業が出来ることを知った上で入社」ができたら強いので、早い段階で聞いてしまうことが出来るのは嬉しいところ。
ウチの派遣事業も、入社前に特に副業について話し合わずとも、「副業できる会社」として紹介できる企業さんもあります。
もし皆さんが探されるなら、人材エージェント系の会社、派遣会社などで担当者に質問することをオススメしますね。
個人的には、「正社員×バイト」の組み合わせで副業するくらいがちょうどいいと考えます。「バイト×バイト」だと正社員の道が遠のくからです。
正社員化のフォローもしっかり行ってくれる点でも人材系の会社に頼るのは都合がいいのです。(バイトの掛け持ちは苦しい)
注意!勝手に副業をやるなら、税金に気を付けよ
最後になりますが、こういった副業できる会社探しが億劫で勝手にやっている人がいるのも事実です。そういった方は一つだけ気を付けて欲しい事があります。
それが確定申告です。
勝手に働いて勝手に収入を得たとして、企業側にバレないようにやろうとするはずなんですね。
その際にネックになるのが収入。勝手にお金をもらってきて、そのまま懐に入れていると金額によっては税務署から通達がきます。
給料を払った会社は、税務署に対して申告を必ず行うのでお金のやり取りが記録に残るんですね。
「金額が少なければバレないだろう」と思っていても、ケースによってはオーバーする事もあるでしょう。(会社員の場合は年に20万円を超えると申告が必要)
そうならないためにも、ぼく個人としては会社にしっかり伝えておく方がいいと考えます。
今回お知らせした3つの探し方のどれが自分に合うかを考えて、副業許可がある会社を探されてみて下さい。
派遣営業マン厳選!おすすめ求人&エージェント

派遣&転職エージェント選びのポイントは、登録して実際に話を聞きつつ比較することです。
各求人会社によって、時給に差があることはこちらで解説させていただきました。 給料・時給は仕事でのモチベーションとなるため、できるだけ比較して好待遇の条件を選ぶことが重要です。
そのため派遣営業マンとして実際に働くぼくが、同業としてオススメ派遣サイトを選んでおります。
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リクナビネクスト【未経験者にも強い】
未経験者からでも採用されやすいため求人サイト利用者の8割に利用されているリクルート系列の総本山。
フリーターはもちろん、現役の正社員向けに網羅された非公開求人は登録することで全て見ることが可能です。
ぼくの派遣事業所に来られるスタッフさんのアンケート結果でも良く使っていた求人サイト№1でした。
登録と同時にリクナビ系列のアカウント取得になるため、グッドポイント診断(登録必須)も使えるようになってオトク。派遣以外の通常求人でも就活する予定なら外せないですね。
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DODA【相談しながら仕事を探せる】
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成長企業の筆頭格であり、コンサルタントさんがしっかり教育されているため就職しやすいですね。
もし転職に悩む30代の方であれば登録で見れる非公開案件だけでも聞きにいかれると違います。 資格・スキルがある方はもちろんフリーターでも、バイトを職歴として見てくれるため充実感は得やすいのでオススメです。
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リクルートエージェント【職歴はあるけど活かし方がわからない方向け】
リクナビネクストのエージェント版というポジションです。上記2社と同じように、実際にお世話になりました。
取り扱う求人は少なくなりますが、現職場(ハケン事業所)への求人紹介はここで見つけています。無職だったのですが、経歴なども一緒に作成してもらい感謝感謝。
上記2社の求人に納得できなければ、抑えとして利用されることをオススメします
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知名度のある会社ほど、企業側も予算を組んで出してくれるので使わない手は無いです。
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まずは登録して見られる非公開求人をチェックして、そこから進むと意外と早く仕事が決まるのでまずは行動を起こして良い転職を決めちゃいましょう。