せっかく30代まで続けた仕事なので活かせる仕事をしないと

過去にやっていた仕事の経歴を活かすことを考えて、前に進めない方に向けて書いてみます。

 

最近まで就活されていた37歳の男性から、「別の派遣会社で就職が決まった」との報告を受けました。ウチの派遣事業には、3月から仕事を探しに来られていましたがひとまず決まって良かったと思います。

そんな彼ですが、かなり転職活動には苦戦を強いられていました。

 

その理由は彼の場合、「続けてきた仕事の経歴を活かさないと」という考えが非常に大きかったことが影響しています。よくあるケースなのですが、時には経歴を捨てる勇気も必要です。

30代まで続けてきた仕事が、料理人だった場合は料理の道しかないのか

彼は料理学校を卒業して以来、ずっと食の道に携わっている方でした。37歳まで転職は何度かしていたとのことですが、業種としては飲食1本のみ。

それ故に、「飲食に携わる仕事で経験を活かさねば」という考えがありました。

 

しかし、彼の場合「料理人としてそのまま飲食店に就職すればいい」というルートが使えなかったことです。

というのも、30代後半になってからというもの、病名は特定されるので言えませんが「酷い手荒れ」に悩まされていたんですね。出血なども増えているため、必然的に料理人はやめざるを得なくなったということです。

そこから「料理人として働けないけど、飲食経験は活用したい」という主張をされていました。こういった場合、過去の「経歴が活きる」飲食の道に進むしかないのか?ということです。

 

彼の取った選択は、飲食業界を離れることだった

3月から転職活動をされていたのですが、最初は飲食界隈にまつわる営業などに固執していたんですね。調理器具の営業や、料理本の編集といったかなりニッチな仕事を意識されていたり。

もちろん、経験を活かす意味では問題ありませんが、いかんせん求人が無かったのです。ウチの派遣事業でも似たような仕事はなく、どうしようかと保留していたままでした。

そのため最終的には、料理とは関係ない仕事を選ばれたとのこと。

 

3ヵ月ほど仕事が決まらなかったこともあって焦りもあったのだと思います。

「飲食限定」としていたところを派遣アドバイザーに勧められた、画材の営業職を選んでいました。趣味が絵を描くことだったので、画材営業を提案されたときにピンと来たようです。

 

営業そのものは未経験な彼でしたが、37歳という年齢もありここで手を打ち就活も終了。

ウチの派遣事業で仕事が決まらなかったのは残念でしたが、彼なりに納得して就職できるのは良いことです。

 

今まで働いてきた仕事と、まったく別の仕事をするのは30代にもなると悩むと思うんですよね。

ぼくは継続してこなかったタイプなので、そういう悩みとは無縁だったのですが。それでも介護をしていた前職では、やっぱり次も介護かな・・と考えたので

長く仕事をしている方ほど、「何とか経歴を活用したい」という気持ちが出てくるのはよく分かります。

 

「この仕事しかない」という思い込みを捨てる方法は、他者からの提案

ぼく自身も、今の仕事をするには転職エージェントからの提案が無ければやっていませんでした。それだけ、人はじぶんの中で「こういう仕事がしたい」という枠を持っているわけです。

思い込んだらその仕事や業界でしか働く気がしなくなるほど。いい方向に出れば良いのですが、いつでも誰もが希望する仕事が求人されているわけでもありません。

 

そのため、もし今回のお話のように「経歴を活かさねば」と思いつつ仕事が決まらない方なら、一度でも仕事の紹介を受けることをオススメします

ハローワークだと「じぶんで検索してください」と言われる可能性が高いのですが、派遣会社やぼくが使った転職エージェントなどであれば、想像してなかった全く違う仕事も提案してもらえることも多いです。

 

派遣会社でも転職エージェントでも。

誰にでも紹介されることはなく、あなたという人物を見た上で求人は提示されるものが出てくるはず。「30代で職歴を活かせそうにない」と絶望するなら、ぜひ他者に紹介されるという方法も考えてみて下さい。

 

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