「確実に入れるような会社はないか」
なかなか就職が決まらないと、だんだん自信が無くなってしまいますよね。人の心理として、面接に落ち続けて元気でいられる方が難しいもの。
ですが、そういった方のためにも派遣会社は切り札を用意しています。それも「受かりやすい会社」をどうしても採用されない人に教えるという形で対応しています。
これはウチの派遣事業所だけではないはず。何度も同じ派遣から面接にチャレンジしてくれているのに結果が出ないと、やはり紹介する側も焦りますので・・。。
そういった時に、「この会社なら受け入れてくれる」という会社を派遣や人材会社は用意しているわけです。
「誰でも受かる」と言ってはいけませんが、それでもフリーターでもニートでも採用してくれる会社のウラ話を書いてみます。
「確実に入れる会社」は社長の方針から生まれる
以前、ニートが登壇するバラエティー番組がありました。その中で、「ニートの男性」を積極的に雇う社長さんがいたんですね。かなり大きな会社を全国規模で経営されていました。
そんな社長さんが、番組内でニートに対して「ウチにおいでよ」と誘う。
これを見た時には、まだ派遣営業をしていなかったので分かりませんでしたが、実際にこういう社長さんもいるんだなと思ったものです。
ぼくはこういう扱いを受けたことの無いニートだったのでうらやましかったw
「経歴なんか参考にならない。何度も面接を受けて落ちているけど・・それでも立ち上がるようなガッツある人材なら欲しい」という話。
これは派遣の世界でもあることで、派遣会社の立場としても「どうしても受からない人がいる場合」は面倒を見てもらうようお願いする会社があります。
就労希望される本人さんが希望していない業種だったりすることもあるので、本当に受からない時の切り札としての紹介になりますが。
このように確実に入れるのは、「社長さんの方針」にあるので派遣営業としても助かります。どこの人材サービス業者も、「ここは受かる」という手札を何社か持っていることは多いです。
ぼくの勤めている派遣事業所も、小規模ながら6社くらい「ここに頼めば採用してくれる」という会社はありますので。こればかりは、人材会社の規模によるので数は決まっていませんけどね。
ただし、ちゃんと就活をしている人しか紹介できない
こういうと、「じゃあ人材会社は確実に入れる会社を隠しているんですね」と反応される方もいると思うんですよ。お気持ちはわかります。最初から教えてくれたらいいのに!と感じるのがふつうでしょう。
ただ、最初からオープンにしていると「とりあえず受かりたい人」で埋まってしまうんですね。
そのため、非公開求人にしているし、「ここは受かりやすい」という話まではしないようにしています。
たとえば、求人サイトでも「ここは誰でも受かる」なんて書いていたら応募殺到は想像できちゃいますよね。その中から、本当に続ける気のある人を探すのは逆に厳しい。
ただ、派遣会社や人材エージェントのお墨付きで「この人材はずっと就活をしているけど受からない」と言われたら社長さんも「ウチに連れておいで」となるんですよ。
「ちゃんと継続して就活をしたけど結果が出ない人」は、フォローされる傾向が強くなるのもこういった理由からです。真面目にやっていれば、評価せざるを得ないという現状を利用するわけですね。
もちろん「誰でも受かる」と言っても、別にブラック企業でもないですw こういった企業情報は、派遣会社やエージェント会社では常識的に存在するだけ。
もし、どこに行っても受からないという状況になったら担当さんに次のように訪ねて下さい。「業種にこだわらなければ、どこかしら採用してくれるところは無いですか?」と。
何度も落ちてしまっていても、それまでの就活ぶりは見てくれているわけですから。「受かりやすい会社」を目指してみると、これはこれで就活が捗るということもよくありますよ。
受かる企業に出会うためには、人材コンサルタントを頼るべき
今回お知らせしたような「受かりやすい会社」を紹介してもらうには、一定の状況を作る必要があります。
例えばハローワークやリクナビで人材情報をチェックしているだけでは難しい。一人で就活してしまうと、受かればいいのですが応募の経過は誰も評価してくれないのです。
その点、DODAや派遣会社など、担当者と仕事を探すような求職サービスでなら問題がありません。
「何度も落ちた人なので助けよう」という思いを持ってもらいたいなら、なるべくこのような人材コンサルタントを間に入れることでしょうね。
これが条件となって、「受かる企業に出会える」と覚えておくことをオススメします。不採用も積み重なれば採用されやすい道への扉が開かれるので、意味が全くないことはありませんから。
ぜひ頑張って下さいませ。
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