給料の日払いを申し出るのは、恥ずかしいことではありません。

派遣事業で働くようになって、次から次にやってくる派遣スタッフさんも見慣れてきました。

人見知りなぼくですが、毎日いろんな人を見ていると耐性がつく感覚。

 

そんな派遣日記ですが、うちの事業所には「給料の日払い制」と「週払い制」が存在します。

日払い制とは、既定の給料日前でも申請すれば支払いがなされる制度。知ってる人も多いかと。

 

ぼくは、どこで働いても一括でもらってきたので、あまり日払いの意味を理解してなかったんですね。

どちらかというと、お金があればすぐ使ってしまう人や、借金している人が使う制度というイメージがあったんですが。

それが、実は全く違ってて。もちろん上記のような理由から、日払いを求める人もいることは確かですが。

派遣で働くようになってスタッフさんを見ている間に、日払いの重要性を強く感じるようになりました。

日払いは、賃金未払いの問題から身を守ることができる

一人の男性スタッフAさんなのですが、この方は週払いシステムを利用しています。

そんなに見た目も、切羽詰まった感もないですし、気になったんですよね。

1週間以内にお金を取りに来るので、急がなくても・・みたいに思いますし。

 

さすがに本人に向かって、新人のぼくが聞くのは失礼なので、先輩に聞いてみました。

「なんでAさんは週払いなんですか」という具合に。

 

すると、Aさんは以前に勤めていた会社が、賃金未払いのまま倒産した経験があるというんです。

3ヵ月の未払いがありながらも、「雇われている以上は我慢していた」とのこと。

 

そのまま、会社の資金繰りが追いつかずに、お金が未払いのまま潰れたそうです。

もちろん、法的に問題なので踏み倒されたままにせず、取り返したそうですが。

 

その経験が、結果的に会社不振につながったそうです。

何かあった際に、とりっぱぐれがないように週払いシステムで取りに来ているということを伺いました。

 

未払いが出ること自体がまれなケースで、かつ間に派遣事業を入れているので大丈夫なんですけどね。

「念のため」ということで、週払いを選ばれているようです。

トラウマというやつです。

 

イメージ的に、「日払いや週払いはちょっと・・」と思う方もいると思いますが、個々の事情で変わってくる問題なので、遠慮することはないです。

事業所によっては、振り込みのタイミングで手数料を取られることもあるので、そういう点には注意ですが。

ウチは事業規模が小さいので、手渡しもやっているという具合です。

 

日払いを希望する方がいれば、事前に問い合わせてみるといいかと思います。

派遣事業などは比較的対応してくれるところも多いはず。ただ、直接雇用だと手間がかかるので、拒否される可能性が高いです。

 

日払いが可能な、おすすめ求人サイト「バイトル」

「日払い」も受け入れしている求人サイトは多いのですが、中でもおすすめのサイトをご紹介します。

一応、ぼくも求人業界にいる身分なので、どういうところが良いのか、ポイントを挙げつつ紹介してみますね。

こちらは、圧倒的に求人数が多いバイトルです。それ故に、いつでも人材が獲得されやすく、少し採用までに手間取るかもしれません。

バイト専門のサイトのようになっていますが、正社員への登用プランもあるので、30代の方でもふつうに応募できます。

 

よくある、非正規から正規雇用へのステップチャンスという意味ですね。

日払いも可能なサイトでは、トップクラスの使いやすさなので、関心のある仕事があれば登録しておくといいでしょう。

バイトル