ニートやフリーターといった、社会的に窮屈な思いをしている人たちを見ていると「バカだなぁ・・」と思うことがあります。
そして、このバカな部分があまり無かったから僕は正社員に進めた・フリーターを脱出できたところがあるのです。
それは、9割のニート・フリーターは現状を「自分のせい」にする傾向が強い事です。
例えば、ニートの方で心療内科などに通院し、メンタル的な病を抱えた人は「自分の心の弱さ」を責めます。
また、勉強などができず学歴社会の下層に置かれた人は「自分は頭が悪い」と責めたり、「もっと勉強すべきだった」と悔やみ続けます。
他にも、「ハローワークに怖くて行けない自分」を責めたり、仕事を継続できない「自分の根性の無さ」を嘆いたり。自分の事を責めますよね。
でも、これっておかしくて。そうなるまでの過程が完全に無視されているんですよ。要はみんな、「自分のせい」にし過ぎなんです。
「自分のせい」で現状が流れるほど、世の仕組みは甘くない
ニート・フリーターだから死にたい人もいるでしょう。しかし、そうなるのは「自分のせい」とは言い切れないんですね。
0か100かじゃないんです。そうなるには周りの環境が良い意味でも悪い意味でも必要。「悪い影響」を受け続けたら自分を責めるしか道がなくなるんです。
これ、かつての僕だったんですが「自分はダメだ」「俺が病むのは弱いからだ」と自己責任をひたすら追及しました。
でも、これってある種の甘えでもありました。
自分に厳しいようで、自分を究極に甘やかしているのです。
「自分のせい」って思えるうちは楽なんですよ。
俺はだめだー能力がないー死にたいーと落ち込むという現実逃避ができます。これが、「自分のせい」にすること。
考えてみてください。面接で失敗してもめげずに次を探せる人を。いちいち「自分のせいで落ちた」と思っていたら行動なんてできないですよ。
「ここは俺を見る目がない会社だったな」と会社のせいにしなければ動けません。
彼らも口では「俺もしんどいんだ、努力して次の会社に向かわねば」とキレイごとを言ってますが、そりゃみんな自分が努力してるって言いたいんですから。
次に進める時点で、精神的な病みとか絶望とかからはかけ離れています。
このようにクソ真面目に、自分の力量がなかったと責めるのは行動停止を促すための「甘え戦略」なんです。
世の中は、自分のせいでどうにかなるようにはなっていません。
僕が正社員に向かい続けたのも、「俺は悪くないし不況社会の政治問題」という前提があったからです。
本当に外的要因で人生は決まるから怖い
話せば長くなるので省きますが、生まれた瞬間から人の人生計画・人生設計は始まっています。
これは自分では作れません。周りにいる大人が、あなたに対して色んな事を教えるわけですから。教えない人もいますが・・。
おもちゃにしろ、教育にしろ、やりたい事を与えられ選択肢を増やす人・増やせない人。褒められる人・褒められない人で自信に影響します。
何かをやると行動を評価され、常に探求心や好奇心を満たす人と、すぐに「そんなのは無理だ」とストップをかけられる人。
挙げれば切りはないですが、人として成熟するための土台は他者から受け取るものです。
人間関係もそうでしょ?たまたまいい人に巡り合えて、仕事の楽しみを知りながら働ける人もいれば、ゴミパワハラ上司の元に就職して仕事を大嫌いになる人。
これらは、ランダム人生では誰にでも起こり得る事象なので、これらを込みで考え受け入れろという人もいます。
しかし、そういう人は自分がそういった中で成功しているからこそ言えるんですよ。
僕もここで、偉そうに言ってますが偶然ながら周りに恵まれて働けているからにほかなりません。
外的要因で人生が決まるというのは本当です。特に負のスパイラルにはまる9割のニート・フリーターは何らかの影響が悪く作用しているだけです。
「周りが悪かったのかな」と考えると、自分に向き合えないという人もいますが、向き合い続けた結果に自分を責めて止まっている人が多いのです。
無責任に「向き合わせる」だけでは意味がありません。向き合うというのは、「自分の置かれた現状を肯定的に見る」からこそできるんですよ。
僕も「周りのせいにしろ」といいつつ、今は自分を肯定しているので向き合えるんですね。
「正社員として働きつつ、収入を増やすには頑張らないと今のままでは努力が足りない」とかね。
これは、自分がひとまず安定して給料を得ているからできることなのです。
環境的に余裕がないのに、不健全な場で自分に向き合うだけで収穫は少ないのです。いうなれば不衛生な場所で食事しているようなもの。
おいしく食べられる環境で食べてこそ、身体にいい作用があるというものですよ。
一つアドバイスを残します。実は、真面目に抱え込み過ぎがちな経歴。
これもまた、フリーター職務経歴書テンプレを使うなどして「真面目に書かねばダメなんだ」というマインドを溶かす方法などもあります。
何かあっても「ネットに書かれてあった方法のせい」と思えたら、何ごとも気楽になる。そういう感覚で就活する、生きていく姿勢も頭に残しましょう。
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