フリーターを抜けて介護職をしている僕ですが、ずっと介護を続ける気はありません

正社員促進ブログをやっている身でありながら、こういった考え方をしているのにはれっきとした理由があるからです。

 

それは、これからの時代は「同じ仕事を継続する=首を絞め続けること」でしかないと考えているからです。

ひと昔前なら、同じ会社で働く人は真面目で勤勉な性格とされていたのでしょうが、今はちょっとバカだと言われても仕方がない。

 

終身雇用がなくなった今、同じ会社でやるメリットなんてないんですよ。

また、今やっている仕事が3年後、いや1年後もきっちり回ってくるかわかりません。

 

というのも似たような仕事、同じような仕事が続くというのは長期的に見ると「同じような人材が増える」という意味なのですよ。

例えば僕の働いている介護は、継続して10年。

 

それだけやっても、周りと格別の差をつけるほどスキルが伸びるわけでも、知識が増え続けるわけでもありません。ましてや年収も100万上がればいい方。

根本的には同じようなことが続くでしょう。

 

これの何がまずいのか、一社に勤め続けることは、これからの時代どれだけ危険なことなのかを書いてみたいと思います

みんながプロ野球選手になれない

こういうと申し訳ないですが、現在正社員で働いている人の危機意識は絶望的に低いです。

昭和的価値観の人が多いと言いますか。「一社で勤め続けていれば、将来はなんとかなる」と思っている人が多いんです。

 

先ほど書いた通りこれから似たようなことしかできない人材は、いつか淘汰されていくことになるにも関わらず。

フリーターも正社員も関係なく、同じ仕事を追求しても、その中では秀でた人しか残れません。

さんざん言われていますが、会社組織で出世しても、そこから上の立場につける人は限られていますから。

 

例えば野球選手を目指す子供たちは、いつかは壁にぶつかります。プロに行ける子は一握りだという人がいますが、これは実社会でも同じ。

同じことをしていてトップに行ける人は限られるんですよ。

 

僕も介護を続けていても、ある一定のラインで天井が見えるわけです。

どれだけ頑張っても、施設長や施設経営まで。働く目的である金銭は豊かになるかというとそうでもない。

前述したとおり似たような人材の中でしのぎを削るって苦しいですよね。

 

ではどうすればいいのか?

これは、フリーターも正社員も関係なくできることなので書いておきます。

 

これからの時代は、職業スキルの掛け算が収入に直結する

 

この話を書こうと思ったのは、近所にあるバーのマスターと話していて気がついたことがきっかけです。

バーのマスターは50歳くらいのおじさんなのですが、30代くらいまではずっとスーパーで働いていたそうです。

しかし仕事に飽きたという理由で、せっかくチーフになっていたのに辞めたとのこと。

 

そこから40代にかけて酒屋で勤務。お酒も好きで、体力にも自信があったのでお酒について学びながらがむしゃらに働いていた経歴です。

一聞すると長続きしないオッサンなのですが、ここに来て過去にやってきた仕事とやりたい事がつながるようになったといいます。

 

「お店を出したい」という夢があったそうで、何の店をやるかは決まってなかった様子。

しかし、スーパーの時代は青果という野菜や果物を扱い、専門知識を高めていたこと。

また酒屋でお酒について詳しくなっていたことがミックスされ、ひらめいたのが「美味しい野菜・旬な野菜を提供するベジタブル・バー」だったのです。

 

「人生の掛け算になった」と彼は言いますがまさにその通りで、彼が仕事を分散させたことで夢をかなえることに成功しています。

今は、若手のアルバイトを雇い入れマスターとして経営して、収入も伸びていると嬉しそうです。

 

昭和的な価値観で、スーパーを継続していたらどうなったでしょうか?

酒屋に転職してスキルを分散させ掛け合わせたことで仕事に幅ができ、オーナーとしてバーを経営できるようになったのです。

 

正社員生活が長いよりも、フリーターや転職歴が多いというのもスキル

ここでお伝えしておきたいのは、フリーターも決して無駄な仕事をしているわけではないという事です。

フリーターとして掛け合わせられる仕事を経験すれば、過去と現在を繋げることも可能です。

 

これは正社員として真面目に同じ仕事をしていると見えない境地です

そういう考えもあり、僕はある程度のことは介護の世界で学び、満足するスキルを手にすればあえて別に進もうと思っています。

 

たとえば、僕はパソコンが好きですがパソコンに絡めて、介護の世界と繋げる仕事をやってもいいと思います。

お年寄りはこれから増えますが、そういった方が困ったときに頼める身近なパソコン教師になることも可能です。

パソコンスキルを極めるのは難しくとも、お年寄りに対する対応などは普通のパソコン教室の先生よりは自信があります

 

このように掛け合わせることを意識しながら働ける人材が、これからは必要とされるのです。

そう考えると、フリーター転職でバイト(ぼくの生き様ですがw)からの非正規スタートであっても一般的なスキルは身につくという話。

この思考で少し気楽に仕事を探してみてはいかがでしょうか。

派遣営業マン厳選!おすすめ求人&エージェント





派遣&転職エージェント選びのポイントは、登録して実際に話を聞きつつ比較することです。

各求人会社によって、時給に差があることはこちらで解説させていただきました。 給料・時給は仕事でのモチベーションとなるため、できるだけ比較して好待遇の条件を選ぶことが重要です。

そのため派遣営業マンとして実際に働くぼくが、同業としてオススメ派遣サイトを選んでおります。
  • リクナビネクスト【未経験者にも強い】




    未経験者からでも採用されやすいため求人サイト利用者の8割に利用されているリクルート系列の総本山。

    フリーターはもちろん、現役の正社員向けに網羅された非公開求人は登録することで全て見ることが可能です。

    ぼくの派遣事業所に来られるスタッフさんのアンケート結果でも良く使っていた求人サイト№1でした。

    登録と同時にリクナビ系列のアカウント取得になるため、グッドポイント診断(登録必須) も使えるようになってオトク。派遣以外の通常求人でも就活する予定なら外せないですね。

    リクナビに登録する
  • DODA【相談しながら仕事を探せる】




    キャリアコンサルタントさんのレベルが高いDODAのサポートが非常に良いです。

    成長企業の筆頭格であり、コンサルタントさんがしっかり教育されているため就職しやすいですね。

    もし転職に悩む30代の方であれば登録で見れる非公開案件だけでも聞きにいかれると違います。 資格・スキルがある方はもちろんフリーターでも、バイトを職歴として見てくれるため充実感は得やすいのでオススメです。

    DODAに登録する
  • リクルートエージェント【職歴はあるけど活かし方がわからない方向け】




    リクナビネクストのエージェント版というポジションです。上記2社と同じように、実際にお世話になりました。

    取り扱う求人は少なくなりますが、現職場(ハケン事業所)への求人紹介はここで見つけています。無職だったのですが、経歴なども一緒に作成してもらい感謝感謝。

    上記2社の求人に納得できなければ、抑えとして利用されることをオススメします

    リクルートエージェントに登録する
派遣営業をしていると分かるのですが、やはり大手であるDODAやリクナビのポジションになると条件交渉で優位に立てます。

知名度のある会社ほど、企業側も予算を組んで出してくれるので使わない手は無いです。

スキルや資格を条件に紹介してくれるところもあれば、相談して人柄を見てくれるところなど様々。そのため、まずは登録しないと分からないことも多いです。

まずは登録して見られる非公開求人をチェックして、そこから進むと意外と早く仕事が決まるのでまずは行動を起こして良い転職を決めちゃいましょう。