フリーターで雇用されていても、正社員になりやすい職種の1つに工場労働があります。
募集案件を見ていても、人手が足りていないのは言うまでもありません。
派手ではない職種なので人気がないのもわかるのですが・・。
僕も一度は働いていたことがある工場労働者なので、人手不足と聞くと寂しさを感じることもありますwメリットもあるんですよ。
一定の仕事をこなせば、定時帰宅が成り立ちやすいこと。またパターン作業なので、作業を覚えてしまうと仕事が楽になっていくのは魅力です。
工場勤務だからこそ身に付くメリットに注目せよ!
さて、そんな工場勤務ですが、これだけ募集があるのに今一つ人気がないのは勿体ないことだと思います。
確かに、以前ぼくが書いたように作業レーンの中に機械的に入るだけという消耗させられ捨てられる可能性もなきにしもあらず。
近年は、機械が人間の仕事を奪うとも言われたり、工場職が不人気なのも一理あるでしょう。
しかし、工場勤務だからこそ身に付くスキルやメリットがあるのです。
工場に勤務したいけれど、不安があって飛び込めない人は読んでみると良いですよ。それなりに内情は知っているので読み進めてみてください。
① 機械化が叫ばれる工場業務も、けっきょくは人に頼らざるを得ない
誤解されているケースが多いのですが、工場の仕事ってそんなにカンタンにロボットが入ってきて出来るような仕事ばかりじゃないんですよ。
テクノロジーの本などを読んでもらうとわかるのですが、例えば積み上げられた荷物をロボットが識別して立体的に見ることはまだまだ苦しいです。
そういった時に、機械としてフォークリフトなどは使いますが、目視のできる人が手動するんですね。
このケースに限らず、テーブルからテーブルへの移行など、そこに機械を入れるコストが必要だったりするわけです。
例えば、テレビのリモコンを運んでくれるロボットを作ろうと思えば作れるわけですが、わざわざコスト的に見合わないですよね。そんな機械いらないじゃないですか。
仕事場も同じで、永遠に続く場所でない限り機械を投入することもまたリスク。
機械化していく工場現場と言えど、最終的には人がいなければならないのです。
ちゃんと現場を管理する人も必要になり、仕事が楽になることはあっても、相対的に周りも楽になるので、競合は続くため工場作業は減らないのです。
逆に特別なスキルが無くても、ロボットの作業や点検のための人材が継続して雇われると思っています。何か失えば、何かが出てくるのは当たり前ですね。
② 周りとの作業速度を合わせるための感性が養われる
工場勤務を分かってない人はこれを軽視するんですよね。一人が早くてもいけないし、遅すぎてもいけないのが工場作業です。
周りの作業ペースを見図りながら、合わせていくのも能力・スキルです。
トップクラスのサッカー選手は、フィールドにいるすべての人の動きやポジションを脳内に反映できるといいますが、これに似ています。
周辺の人たちをサポートしつつ、時にはフォローされつつ。
工場作業なので、人との会話はできませんが、サイレントコンタクトは求められるのです。
これは、飲食の世界などでも通用するのですが、自分だけで仕事をしない以上、他の人の動きにも注意を配るスキルは持っておいて損はありません。
「工場で培われるスキルは何もない、役に立たない」という人はもう一度、仕事を思い返してみてください。完璧にやれている人は、とても少ないはずです。
③ 工場労働者は基本的にホワイトカラー
工場職は、営業やプログラマーに比べて正社員になっても定時で終わりやすいです。というのも、工場そのものが定時になれば停止するからなんですね。
正社員だけでやっていれば止まらないかもしれませんが、基本的にパート・バイトなどの非正規社員がいてこそなりたつ仕事。
時間通りに終わらせなければ、正社員だけで続きをやることは不可能ですし、作業レーンも止まります。
流れ作業のメリットなのですが、「みんなでやるからこそ、止めなければいけない」という業種。
いつまでも仕事場で、個々の作業を進めていい業種と違って、定時帰宅というホワイトカラーの波に乗りやすい業種なのです。
「工場勤務をしたいけど・・」と悩まれている方は、メリットに目を向けると良いです。
確かに、工場はおしゃべりできないなど退屈なイメージはあるかもしれませんが、会社がつぶれてもすぐに別の仕事場に入りやすい職種だと思います。
工場業務に適応するスキルを持つと、数多の職種に応用できるのですから。30代から工場勤務される方も多いので、営業が苦手な方などは選択肢に入るはずですよ。
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