「正社員になれない」と嘆いているフリーターの方はリスクを取れていますか?
派遣事業で勤務していると「フリーターとして働いているけど正社員は難しい」と考えている方にお会いします。確かにぼくもフリーター期間が長いのでお気持ちは理解できます。
ただ、お話を聞いていると勘違いされているケースも多くて
- フリーター期間が長く、自分を正社員で雇いたいと思う会社は少ない
- 正社員の業務をやり遂げるのは能力的にハードルが高い
- 未経験者は不利にしかならない
一例ですが、こういった思いを抱かれている方がいます。
フリーターから何とか正社員になりたいとういう思いはある物の、難しそうなので動けないという悩みですね。
そこで思うのが、フリーターから正社員になりたい人はリスクを取れていない一面を見直す必要があるということです。
「リスクを取った人だけが正社員になれる」の理由を解説してみます。
フリーターで停滞している人は、正社員になるためのリスクを取れていない
フリーターから正社員になれない人に多い傾向として、「リスクを取れていない」と言いました。
リスクというのは、就活に言い換えると「求職者自身が背負わなくてはいけない精神的負担」とも言えます。
冒頭で述べたような話も、この精神的負担(リスク)を負えるかどうかなんですね。どうリスクが関係しているかというと
★フリーター期間が長く、自分を正社員で雇いたいと思う会社は少ない
正社員で雇いたいと思う会社が少ないことをリスクに感じているんですよね。
フリーターだから・・と負い目を感じている人などは、この傾向が強く出ています。
ぼくもだったんですが・・フリーターから正社員になりたいと行動を起こすのはなかなか勇気が必要でした。
「今の状況を分かってるの?」と企業に思われるかもしれないので。個人的にはリスクなんですよ。そんなことを思われたくないなと。
こういうリスクを無視して、それでも正社員になると声を挙げて行く。このリスクが取れるかどうかが重要です。
★正社員の業務をやり遂げるのは能力的にハードルが高い
こちらも考え方がリスクを取れていないという話。
正社員業務に向かうには、確かにフリーターよりは多く負担しなければいけないことが増えてきます。
能力的にもしんどい事が待っているかもしれないと思うと、正社員の存在そのものがリスキーに感じます。
ですが、このハードルを乗り越えてみようと言うリスクを取れた時に正社員の道が開かれるのも確か。
少しで良いので頑張ってみるというリスクを負ってみると行動に違いが出てくるはず。
★未経験者は不利にしかならない
こういった考え方もリスクを避けているところがあります。未経験だから・・と、「経験ありきでしか応募しない」というのはリスクを取っていません。
「未経験からでもOK」とか「新人研修あり」という求人も多いので、そういうところから応募してみるというリスクも取れるわけですから。
不利にしかならないから・・とリスクを取らない行動を続けると、むしろその方がリスクとさえ言えます。
経験上、ぼくも未経験者は不利だな・・と考え避けていたものが多いので。
それでもリスクを取らない人より、取った人にいい結果が待っているのは明らかなんですよね。
フリーターがリスクを取るようになれば、正社員はすぐそこ
ぼくは能力が低いから・・とバイト生活が長かった一人です。20代なんか、ふつうにバイト以上は求めなかったので。(正社員になるまでの道)
そこには、どうせ無理だろうとか自信が無いからとか。
正社員を目指すことで失敗した時に受けるであろうリスクを回避してきました。
「いずれは正社員になる」という意識でフリーターをしているのであれば、時期はあまり気にしなくて良いので早く応募してみた方が良いです。
「ちょっと負担に思うかな」くらいがリスク的にもちょうどいい感じなので。フリーターの方も、いきなり難しいリスクを取る必要はありません。
正社員求人を探すのがしんどいなら、就職しなくて良いのでまずは求人チェックするとか。見慣れてきたら次は応募してみようと思えるところまで探すとか。
精神的に負担を伴う事がリスクなんですが、リスクに慣れて行く事を経験するのも大事です。
ぼくもフリーター時代が長かったので、取れるリスクから取っていこうと言うくらいしかできませんが。。
少ないストレス、少ないリスクは徐々に背負っていけば耐性が付くのでおすすめです。
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