「企業による人材の使い捨て」って聞いた事ありますか?

むかしから言われていますが、仕事を選ぶ基準は「スキルになるかどうか」を考えて選ばれる方は多いと思います。しかしこの言葉の裏には、スキルにならない仕事が存在するということですよね。

僕はこのスキルを積めない仕事につく人を「消耗人」と教わりました。

意味は消耗品のように、企業に良いように使われて捨てられる事を指すからだそうです。僕が以前、工場で働いていた時の同僚が言っていた言葉なので忘れられません。

「俺たち、この流れ作業が機械化したら、今やってる事って何なんだろうな」という将来への不安からでた発言です。

彼なりに、このまま流れ作業にいてもスキルにならないと考えていたようです。

では、どうすれば消耗人で終わらないか、ポイントを伝えたいと思います。将来に漠然と不安を抱えず、10年先、20年先を見据えられる仕事の選び方をまとめてみました。

継続した仕事なら何でもスキルになると思い込まない

仕事をしていると、ちょくちょく聞かされる言葉に「ここで仕事をしておけば、どこでも通用するようになる」というアドバイス。確かに無駄な仕事、作業はないんですけどね。

でも、実際はあるんですよ。

「スキルになるかならないか」を考える際に大事なのは、「自分は○○年勤めたからスキルがある」と思い込まない事です。

例えば僕は工場に2年勤めましたが、ぶっちゃけ2年といっても流れ作業。

機械化されたら終わりですし、未経験者が入ってきても差が出るのは最初だけ。1か月もすれば表面的な仕事量ではそこまで差がつきません。こうなると、消耗を続ける仕事というわけです。

逆に介護を今やっていますが、お年寄りとの適切なコミュニケーション、介護技術などは見よう見まねでも深いところまではコピーが不可能です。

さらに、機械による介入が未来では考えられても、対人に安心を覚えるサービス業なので、これもスキルの積み上げが期待できるのです。

この継続によるスキルは、最も考えるべきポイントです。

上司や先輩は、都合よく部下を使う為に「スキルになる」と言いますが、それが”本当に自分の将来に役立つか”を考える習慣をつけるべきです。

では将来のスキルになる仕事、ならない仕事の例を挙げておきます。

[営業職]サービスの提供は、人類が存亡する限り消えない

フリーターから正社員化を目指すに当たり、営業をおすすめした記事を書きました。これも実は、未来へのスキルに直結するため提示した事例です。

というのも、営業は無くならない仕事だからです。世の中には、あらゆる商品やサービスとが存在し、それらを消費してもらう為に営業をかけています。

ここで言う営業は、何もリアル店舗だけに止まりません。

ネットであろうと、お客さんに対して「これがおすすめ」と商品を売っているサイトはいくらでもありますよね。これらも、対人でないだけで売り込みという営業活動をしているのです。

営業された経験のある方ならお分かりかと思いますが、彼らはプロとしてサービスを提供するため、その能力が普遍的でありながら優れているんですね。

昨日今日、入社したばかりでは絶対に出来ません。人の心情を汲み取り、欲しているサービスを的確なタイミングでお伝えする。かつ、値引き交渉など迅速な対応が求められるのです

もっというと、営業の会社がなければ自分ひとりで起業して、商品を売り込むことだって出来るスキルが得られます。

「自分で考え、顧客から注文を取って来る」というのはそれだけスキルが高まる仕事と覚えておくと良いでしょう。

[医療、介護]対人コミュニケーション+技術職の合わせ技

先ほども書きましたが、ロボット化が進んでも最終的には人がいないと成り立たない仕事を選ぶのも懸命です。

例えばいくら機械の自動化が進んでも、医療や介護を受ける際にロボットには相手にされたくないですよね

相手がやさしく声かけしてくれて、人は初めて安らぎを得ます。僕も介護をしていてわかるのですが、「話をする」というのは最大の癒しなんですね。

特に独居のお年寄りなどは、コミュニケーションを求めているので顕著です。

医療なども、体調不良の時に機械的にロボットに扱われたら寂しいですし、新人など任せるのが不安になるような人には、お年寄りも警戒する現実があります。

「人と接する事」+「そこに技術が介在する」なら、消えない仕事と言えるのです。マッサージ器が優れても、人は人にマッサージされるのが一番気持ち良いという感覚が近いでしょう。

[スキルにならない仕事] 誰がいても同じになる仕事

僕の経験してきた仕事で、スキルにならない職務の最たる例を挙げるなら「スーパー」の仕事です。スーパーの方をディスっているのではないのであしからず。

確かにチームで作業をするので、コミュニケーションは磨かれるのですが、医療や介護のようなプラス技術が磨かれません。

レジなどは今でもセルフレジが出来つつありますし、商品陳列から探し物がわからない場合は検索タッチパネルが導入される未来が想像できます。

そうなると、そこに人が存在する意味がなくなりそうです。

補充などはコンビニの飲み物と似たような方式で、バックから自動的に補充できるようになるといった事が考えられます

ここで言いたいのは、書いてあるような未来にならなくとも、確実に今のスーパーの形は人件費が掛かり過ぎると言う事です。機械的に効率化していく現代に逆らい過ぎています

これからネット宅配スーパーなどが出来る事を考えると、さらに競争は過熱するでしょう。その時に体力があるかというと、やはり難しいです。

スーパーのスタッフを僕はしていましたが、どのお客さんからしても、僕はただそこにいる従業員に過ぎなかったでしょう。「僕がおすすめする野菜」など求めていませんし、お客さんが求める物は事前に決めてきて買うという場所でしたから。

家電屋なども今問題になっていますが、展示商品をチェックしてネットで買う人が増えているそうです。

ネットとの価格差には対抗できないですし、家電専門のサポーターの言葉も、検索エンジンに奪われそうです。

ここで考えるべきは、その場で人がやらないと行けないのが「技術」である事に対して、説明するなどの行動は「知識」にカテゴライズされるということ。

頭脳は検索が変わってくれるであろうことから、薬剤師や税理士など国家資格保持者ですら脅かされている現状があるくらいです。

まとめ:フリーターこそ転職では仕事を選ぶ自由があるチャンスととらえよ

そういう意味では、フリーターはチャンスがあるとも言えます。

資格や知識を学び正社員になった人は、今の仕事を手放すに手離せません。人は、過去の経験を切り捨てるにはかなりの挑戦が必要だからです。

逆に、まっさらな状態から仕事を選べるフリータータイプの人は、今日書いたようなスキルの積み上げに視点をおく職探しをする事で、まだまだ人生は明るくなると言えるでしょう。

 

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